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何年かぶりに
虫歯がひどく痛む夜

でも
この感覚っていい感じって
生まれて初めて考える

ズキズキ歯痛に
全神経が集中するから

今夜は
久しぶりに
心の芯が痛まない
ささやくようにはいりこんだ季節は
坂の向こうで風をふくみ

かがやいている



いつも背中に手をふれ
たしかめながら
もうずいぶん歩いて 
彼女の手には ひまわりが一輪咲 ....
文科省認定漢字検定準2級問題集
この一行でも明白なことではあるが
アラビア風の衣裳を着ている余所者
漢字ではないものが一人潜んでいる
それが我が国の文化的な特徴と誤解

    ....
いい空を見たいと人がいう時
わるい空は排除されている


いい空が見たいと人が公言するときの
その犬歯に残る血を見るといい
いい空がみたいの大合唱は
たくさんの空を噛みきった ....
真実ってやつは意外に恐くはありませんから
奥さんそんなに心配なさらないで
どうか思い切って身を任せて
まんまるの球におなりなさいな
なあに恐いばかりが鬼じゃありません
ときには家事のことなん ....
愛している

伝えたかった

でも
そんな重たい言葉を
口にしたら

すべてが消えてしまいそう

どうしてもできなかった

想いは深く
心に残されたまま

ふと
気 ....
「わたし、これから先どうしたらいいの?」

買い物をおえて帰宅し、ホッと落ち着いた瞬間のできごとだった。

わたしの親友であるあんたからかかってきた電話。

{引用=わたしの人生の中で親友 ....
いままで

夏が来ても興味のなかった

スイカが

無性に食べたい

ありふれた

緑と黒のアーミーな柄の

中は

あけてびっくりな

紅い色の

夏といえば
 ....
ニートとニートと
小鳥が鳴くが
意味無し芳一
知らん顔
モラルの崩壊
ハラスメントを食い過ぎた

腹の虫を殺したの
次は私の番かしら

バンカラ今朝から 空威張り
威張りだした  ....
 果たされなかった約束の面影や
 叶えられなかった願いの欠片達が
 光の飛沫になってとび
 漂い
 空気に溶けて香る
 夏の夕べ

 深呼吸すれば
 また私の中に戻ってくる
 今 ....
茫々と流されながら寿司食いねえと無茶を言う小舟

夏は暑いとキタキツネ川獺潜る裏の川恋が太る柳影

こありくいおおありくい近所の庭にも骨が出る

冬が来たらお終い一晩中祈ってる侍の子孫 ....
想い出は
いいものばかりで

ときどき
あなたの名を呼んでしまうけれど

聞こえたら
ごめん

答えないで

想い出が
更新してしまうから
美しい手








君の字が右肩あがりなのは








      残って
    が
   翼
 右の         いるから
つま先で地面にキス





                   ン プ
                 ャ 
               ジ   
              ....
 


    すべての星をつないで  ひとつの星座を作りたい


    火でできた椿の  輪を作りたい


    空に映る地の原に  咲く花を見たい


    海に落ち ....
わたしの人生を時計の形であらわすとしたら・・
とても大きな時計ができあがるだろう
12じゃおわらないだろう・・いやいや・・三桁はいくんじゃないかな

悔いのない人生ってなんだろうって思う
● ....
男の友情ってなんやねん!!
女にはわからんっつよ。
男の友情
土方歳三と近藤勇
お互いを思って死んでいったとよ
女よりダチ
それでいいわけ?

男の友情ってなんやねん!!
「あいのり ....
揚子江の上流に見慣れない生き物がいて
現地の人は成人の儀式にそれを食べる
雨の降る夜はいつも
腹の中で卵が孵って
鼻の穴から糸が
するすると
巻き付いて
柔らかな
殻になる

 ....
都議選の宣伝車が姦しく徘徊している。「お
願い」であるのなら人に迷惑をかけてもいい
らしい。名前の連呼。連呼。夜に働く人たち
の票は必要とされていない。連呼される名は
誰に名付けられたもの ....
雲はかすかに薄い。満月はわずかに遠い。星
たちは月の輝く姿に目を細め身を寄せ合いな
がらその眩しさを囁く。塔の下ではいくつか
の波が押し寄せる。浸食は彼方の記憶。崩壊
は遥かな追憶。廻 ....
ことばをください

わたしが一生
元気に生きていけるだけの
強い力をもった

あなたに二度とあえなくても
それを支えにずっと
笑顔でがんばれるような

スマートな優しさや
きれい ....
遠くのサイレンがきこえる

しゃららら
舐めるみたいにきずぐち焼いて
いとしいねこのけなみ
なでなで


こめかみにこつんと
空気のあたる音がしました
わたしには
ことば ....
夜になると
魚は目を閉じて
消えていく泡の行く末を思う
消えていく
自らの姿に思いを馳せ
静かに
目を閉じている

夜になると
魚は目を閉じて
自らの見ることのなかった風景を見 ....
きれいに別れたりすると
あとで尾を引いて苦しいなんて
そんなこと
もっと早くに教えてよ

そうしたら
最後の夜
あんなに強がることなく
あの人の胸にすがって
どこまでもぶざまに泣いた ....
生まれ変わったら何になる?
いつかそう聞いたのはあなたです

あなたが
パンダになるのなら
わたしも
必ずパンダになります

あたたかい陽だまりで
あなたに寄り添って
新しい命を育 ....
母さん僕は
あなたの子供であることを何度
嫌味っぽく言ったかしれない

似ていると感じるほどに
それを振り払うような喧嘩を何度
繰り返したかしれない



そんな母が
「田舎に帰 ....
すすんでゆく先には 
行間が待っていて
いつも 立ちどまってしまう


深呼吸、する 
 ( ふかく、ふかく、吸って、
 ( ゆっくり、ゆっくり、吐いて、


ふりかえる
ふりか ....
 ああ、そいつは俺の事だと思っていたのに。ふふん、
と猫が笑ったのが見えて、ああ、そいつはお前の事だと
わかった。お前のひとことにしびれた世界中の奴らが、
今でも夢の世界で揺らされているというの ....
写真の中の
あなただけですね
まっすぐに
わたしを見てくれるのは

そんな優しい目で
じっと見つめられたら
なみだが出ます
ここは朝から雨だというのに
あなたのところは晴れている
ずいぶんと遠く離れてしまったね
tonpekepさんの未詩・独白おすすめリスト(108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歯痛- フォマル ...未詩・独白8*05-7-27
帰途- はな 未詩・独白15*05-7-26
いつか暑すぎた日の夏秋夏- あおば未詩・独白5*05-7-21
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まんまるにおなりなさい- 青色銀河 ...未詩・独白605-7-20
- フォマル ...未詩・独白3*05-7-16
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西瓜- 蒼木りん未詩・独白305-7-16
箱庭の吟遊- あおば未詩・独白2*05-7-13
夕涼み- マッドビ ...未詩・独白505-7-13
夏という季節に- あおば未詩・独白1*05-7-13
想い出- 蒼木りん未詩・独白8*05-7-12
- ふるる未詩・独白7*05-7-8
ジャンプ- ふるる未詩・独白6*05-7-8
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先の(未来の)道- 淀君未詩・独白1*05-7-7
男の友情ってなんやねん!!- 淀君未詩・独白2*05-7-7
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生まれ変わりの説- フォマル ...未詩・独白11*05-6-1
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