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もしかしてしかですか?
いえいえ、もしかしなくてもしかでした
もしかしてかもしかもですか?
はいはい、もしかしなくてもかもしかもでした
もしかしてしかもかもしかもですか?
そう ....
君はとろけるくらいの未熟さで
むきだしな僕を包んでくれる
その優しい色は
あざやかでなめらかな感触
デミグラスソースの中に沈みそうになっても
小さな浮島のように寄り添って
深い味を奏で ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32236
ちょりさん、choriさん、ILL CHORINOさん、たぶん彼はどの名前で呼んでも返事をしてく ....
同じように口をあけてみる
僕はまだ死んでいない
ふつふつと煮えた湯の中で
味噌汁になるために生まれてきたわけでもない
貝は口をあけて互いに噛みついている
痛々しい塩加減を確 ....
こんな雨の日に泣きたいのは気のせいだと思った
この間、久しぶりに友人と飲んだとき
ずいぶんとしあわせそうな顔になったじゃないかと言われた
そのセリフの半分が
励ましだということを
僕は知 ....
僕は転がる
傷を負い
痛みに耐え
自分を抜け出せば
それで終わりにできるけど
まだ転がることができる
昼下がり
陽射しを避けて歩く公園の道
眩しさを縫うように進むとき
....
暑いから上着を脱ぎたいのと言って
見た目よりも重たいカバンを僕にわたす
君は少し地面から浮いたような身軽さで
肩を揺らして笑っている
僕が冗談をとばすたびに
うまいね!うまいね!と言う君は
カバ ....
コンビニでお弁当を買うときに
あたためますか?て聞かれると
少し戸惑ってしまう
電子レンジの中では
誰かが買ったお弁当があたためられていて
オレンジ色の薄明かりに照らされている
見 ....
からめた指の隙間から
抜け出してしまいそうな熱を
くるもうとする沈黙
慣れない会話のように
確かめあいながら寄り添う
同じ名前の違う指
細い線を並べてゆけば
固い絆に生まれ変われ ....
はずむように近づいてくる
あなたの息は白くない
コートは着てこなかったよ
と言って肩をすくめる姿は
想像よりも少し小さく見える
はじめましてとはじめましてがぶつかって
どういたしま ....
それはちょうどしんじゅのくびかざりのようで
よくみるとみんなちがってみえるひとつひとつが
それぞれのかがやきをはなっているふしぎと
うちけしあうことなくよりそっていられるあなたの
....
「純粋とはこの世でひとつの病気です」
(吉原幸子詩集オンディーヌより)
吉原幸子の詩を語ろうとするとき、僕はよく「病的な」という言葉を使う。
その美し ....
伝えたいことを一息で打ち込んだら
何て書いてあるのか解らなくなった
変換キーを押すたびに
簡単なセリフが難しくなってゆく
それでも
送信する
不思議と何かを伝えた気になり
不 ....
耳元で
指に巻かれた髪が
音もなくほどかれるとき
少しの沈黙が欲しくても
あなたは
何事もなかったように話をつづけて
僕は
一語を味わうゆとりもなくて
また
その髪が
....
静寂が満ちるのを待つ
あなたは
広げた想像の張力に身をゆだねて
空を映す水面に静かに浮いている
手のひらをつぼみにして
ゆっくりとふくらませるとき
わずかな空間の揺らぎが
水中を ....
まずは詩を読んでください。
君の手をにぎる
君の手をにぎる
一生懸命話しかけても
君は空の話ばかりする
君の手をにぎる
君は空を眺めているのに
まだうつ ....
携帯電話で話しながら
「近くのはずなんだけど、、、わかるようにスッキップしてみて」
と言われて正直にスキップする僕は
どうしょうもないバカだ
そんな僕を見て
君が笑ってくれ ....
その女の人は、ずいぶんと寡黙な人で
その寡黙さが
しきりに語りかけてくるのを
熱心に聞いていた
薄い手のひらでくるまれた
さらに繊細な指先は
紙袋のひもに引き伸ばされて
青く静止して ....
鏡の色が
鏡そのものの色でないと気づいたとき
透明で書かれた文字が
読めるようになりました
そこには
「在る」
と書かれていて
それを読むことで
はじめて鏡に映ることができ ....
冬枯れの芝生を背負って空に飛び込めば
雲よりもはるか高くに居られる
重力に吸い寄せられた現実
あるがままの世界は逆さまだ
夕方の日は昇り
夜は足元に降りてゆく
暗闇に沈む星に手をのばし ....
おへその穴が気になって
ゆびをつっこんだらするする入ってしまった
はじめてさわった内側は生温かい
こりこりしたものがあったので
ひっぱり出してみたら癌だった
知らないうちに入り込まれてい ....
何かを表現しようとするとき
そのものが、実在するしないに関わらず、まず「在る」ということを受け止めてみる。
たとえば「音」
鳥の声が聞こえてくる。しかし姿はみえない。
このとき
....
感情の糸をわたる指先は
安いヴァイオリンのように響いて
逆立つ髪を宥めれば
傾いた首の方へ流れてゆく
(鼓膜を抜けて届いた先には
やわらかいあなたがまるまっている)
明滅 ....
水平線を断ち切るように
僕らはときおり空を見上げる
加速してゆく時代は
小さな出来事をかき消して
紙の上の真実も風に飛ばされてしまう
渡り鳥が
故郷を忘れないでいられるのは何故だろ ....
傷つくほどに赤は流れ
与えることなく緑は枯れて
見上げることを忘れ青は沈んだ
いろいろを手放しても透明は訪れず
白い紙に黒い文字を並べれば
溶け出した灰色に
埋もれ ....
しあわせ村の村長さんは
昨日のことをすぐに忘れる
村の人口は減少してるのに
新しい学校をつくり
新しい文化会館をつくり
そんなこともすぐに忘れて
今は道路をつくることに夢中だ
....
僕の名前はベンジャミン。
ある日散歩していたら、ガラスの靴をひろってしまった。
おお、まさにシンデレラストーリーな展開だ、と思って、さっそく街にくりだしてみた。あからさまにガラスの靴を掲げながら、 ....
煙が這っている
吸殻 だとか 灰 だとか
抜け殻 だとか カス だとか
置き去りにして
きれいに消えてみせる
そんなふうに居なくなるなんて
ずるい
ただただ ずるい
儚さだけを ....
感情というものは
外に現れようとする衝動ですから
奥歯で
ギリギリと音を立てれば
痛そうに響くもの
すべて捨ててしまったと
言う人は
一つ何かが増えるたび
ただ恐ろしく感じます
何か ....
ラブ&ピースは聞き飽きた。
愛や平和を、よりリアルにしても、逆説的に浮かび上がらせても、結局そこまでの距離は変わらないんだ。希望や夢も同じ、何かに近づこうとするとき、そのアプローチの仕方を考える。 ....
蜜さんのベンジャミンさんおすすめリスト
(72)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
もしかしてかもしかですか?
-
ベンジャ ...
自由詩
5
05-3-27
オムライスな関係
-
ベンジャ ...
自由詩
13*
05-3-26
ちょりさん「ポエムなめてる奴らは全員ぶっ殺す_ただしやさしく ...
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
6*
05-3-24
口をあけた貝はまるで生きているようだ
-
ベンジャ ...
自由詩
5
05-3-23
こんな雨の日に泣きたいのは気のせいだと思った
-
ベンジャ ...
自由詩
11*
05-3-22
僕は転がる
-
ベンジャ ...
自由詩
6*
05-3-21
うまいね!
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
05-3-19
あたためますか?
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
05-3-18
つながれた手
-
ベンジャ ...
自由詩
7*
05-3-16
そうやって春は来た
-
ベンジャ ...
自由詩
13
05-3-14
すべてのあなた
-
ベンジャ ...
自由詩
4*
05-3-11
吉原幸子(その「病」について)
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
5
05-3-10
メールする
-
ベンジャ ...
自由詩
5
05-3-10
ほどかれた髪
-
ベンジャ ...
未詩・独白
6
05-3-9
睡蓮
-
ベンジャ ...
自由詩
38
05-3-7
それは「表現」ではなく「現象」なのです
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
3
05-3-6
僕はスキップする
-
ベンジャ ...
自由詩
12*
05-3-6
今日、電車の中で思いついた言い訳
-
ベンジャ ...
自由詩
9*
05-3-5
存在
-
ベンジャ ...
自由詩
3
05-3-4
もっと上手に泳げる
-
ベンジャ ...
自由詩
6*
05-3-3
とどかない!
-
ベンジャ ...
自由詩
4*
05-3-3
表現することに対する一つの提案
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
8*
05-3-2
慟哭
-
ベンジャ ...
自由詩
16*
05-3-2
南セントレア_(離陸)
-
ベンジャ ...
自由詩
7*
05-2-28
色
-
ベンジャ ...
自由詩
7
05-2-27
しあわせ村の村長さん
-
ベンジャ ...
自由詩
10*
05-2-26
シンデレラとベンジャミン
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
5*
05-2-25
儚さで満たせばいい
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
05-2-25
悲しみ
-
ベンジャ ...
自由詩
6*
05-2-24
詩にこもる詩
-
ベンジャ ...
未詩・独白
4
05-2-23
1
2
3
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