すべてのおすすめ
人間は青い空がいつでもそこにあるような気でいるけれどもそれは違う
    空はいつも降ってきている
         降り続けているのになくなってしまわないのは
     絶えず生まれ続けている ....
空を行く
風ほどに軽く満ちていたい
鳥の翼を
ささえ得るほどに

空に吹く
風ほどに軽く満ちていたい
様々な音を
伝え得るほどに

何かあるように見えなくて
それでいい
雲はた ....
どのくらいの広さで降っている雨なのか
心は探りに行く
夜に出てゆく

けれど心は気持ちでしかないので
体の外のことは何も感じられない


雨の立てる匂いの遠さと近さ
水の滞空時間
 ....
山の端にさそり座一つずつ昇る
釣り針の尻尾が銀河を吊り上げる

文字盤を重ねて二つの柄杓時計
麦と真珠 腕をそらせて指ししめす

冠をひとに贈りたがったひと
冠をひとに贈りたかったひと
 ....
塔野夏子さんの小池房枝さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
るりら、るりたち- 小池房枝自由詩6*08-7-1
こばと、言葉のアナグラム- 小池房枝自由詩1806-8-27
雨の日のアメリア- 小池房枝自由詩2205-7-10
立夏直前- 小池房枝俳句12*05-5-8

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する