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埃を拭いて
窓を開ける
三日月が夜を飛んでいる

夜についてる窓を開ける
少し欠けた宇宙が
ずっと故郷を目指している

その故郷の窓を開ける
木の下で誰かが
手を振っている

 ....
声は枯れ
いつだって月日は流れ

最大の星最小の闇
横顔はプラズマへと昇華し

いつまで石でいようか
いつまで渡りきったつもり

跡形もなくまるく研磨された石
するする滑って

 ....
映画を観た後
外は黒で暗く固められていて
妙に丸い機械の部品ばかり転がっていた

映画を観た後
キラキラとしたフィルムは頭を離れることなく
そのまま走馬灯に加えられた

映画を観た後
 ....
塔野夏子さんのロカニクスさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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天の川- ロカニク ...自由詩5*07-7-7
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