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渡し場で舟を待つ。
遠くから響く風に耳を遣ると
今しがた現れた
言葉がみんな消えてしまった。

残念なことだ、
水面の紋でさえ
こんなに早くは消えない。

渡し場に佇む。
風に運ば ....
どこまでいっても青い大地。砂漠だと思った
ら海だった。ぼくの生まれた場所では、砂漠
は青く光っていたから。夜が砂漠に寝そべっ
ている。ぼくもいっしょに寝そべった。

海とはいっしょに寝そべれ ....
塔野夏子さんの下門鮎子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
渡し場- 下門鮎子自由詩10*06-10-22
アンタレス- 下門鮎子自由詩4*06-7-2

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