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白い 塗りかべの 建築や 小路を 抜けて

とまどいながら 最初の 一声が いまだ

はばたいている ように かぶさって いた

こちらがわの 無垢な 海砂の 地へ

いく ....
髪を 切った 襟足の ひみつ から

娘たちは 飛んで ゆくと いう

純朴な 神話が 解かれて いる

風祭を 孕んだ {ルビ帆用飛行艇=はんようひこうてい}の 陶酔は

 ....
グスターフは 静かに 時を 待って いた

湾口の 砂州は 彼の ふるさと で

きょうは どうしてか

鼓笛隊が 空を 横断 して ゆくよう だった





お ....
エオリアンハープの 響きと色が 乾いた

白砂の フィールドを 打ちひらいて いった





旗になってしまった 白いシャツを なびかせて

少年や 少女が まだ 薄 ....
塔野夏子さんのモーヌ。さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の終- モーヌ。自由詩10*07-8-24
ライトニン- モーヌ。自由詩22*07-8-3
空中の_地上の_ものたち- モーヌ。自由詩19*07-7-6
エオリア- モーヌ。自由詩14*06-8-3

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