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軋む
一歩ごと
軋む
心ごと

逃げ込んだ森は
甘美な瀞が満ち
わたしは愛しい景色を
凍る爪先で犯してゆく


痛む
一言ごと
傷む
一夜ごと

明日を司る月が
昨日 ....
それは
頑なな蕾

慈しみの雨にも
きららの陽射しにも
咲かずにあり

  ひっそりと
     花弁の色を思案している

いつかきみの唇 触れて
眠れる森の姫のごと
ゆっくり ....
塔野夏子さんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホワイトアウト- 銀猫自由詩24*05-12-18
頑なな蕾- 銀猫自由詩14*05-11-11

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