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柔らかく 昏い光が
ひっそりと漏れだしたように

わずかに傾斜した平坦な地の
襞に、影

鉦がきこえて
列がゆく野は
さびしい海にむかって開けていった

或るひとつの手の
美しい ....
我が浮力は何ぞ
この鳥ならば考えたに違いない

何を見ても灰色

我じたいが灰色に充たされた浮体であるとき
眼から脳までの
ながいながい距離

山岳を漸くにして越えると
途方もな ....
塔野夏子さんの「ま」の字さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
平野- 「ま」の ...自由詩9*07-1-8
_鳥- 「ま」の ...自由詩5*05-10-29

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