全て、捨ててしまえ
いいとも、それがあなたの望みなら
そういって、綺麗なグラスを手に取り
あたしはグラスを壊した

壊れた破片が宙に舞う
あぁ、なんて綺麗なのだろう
美しすぎて、言葉が ....
 
  ある程度の健康
  ある程度の豊か
  ある程度の孤独
  ある程度の気持ちーよ。
  ある程度の病い            
  ある程度のある程度           
   ....
よる は ふしぎ
いえないことが
するん、と
すべり おちる

よる の ふしぎは
あまり しられてないし
おしえて あげられない
ひみつを しりすぎると
あさに かえれなく ....
娘が補助輪無しで
自転車に乗ることが出来るようになった
それは昨日のこと

最近左手がきかぬと
父がペットボトルの蓋を人に開けさせた
それは今朝のこと

僕は時のパズルと戯れながら ....
フランケンにもブランケンせず

風にもプランケンせず

冬や夏のクランケンにもブランケンせず

丈夫なをムランケンを持ち

欲はなく

決して怒らず

いつも静かにクランケンし ....
猫舌のあなたのために作ったわ愛情だけは冷めないうちに

プチっ甘い星がお口でひろがって120円心もほっと

スイートな恋ができたら嬉しいな叶えてくれるきいろの魔法
高層ビルの近くにいるやつは震度21がきたとき全員死ぬ
ピザの斜塔のようなものがないサバンナでも毎日鹿がチーターに食われているんだから、死ぬんだよお前らは
アリコの保険に入ったやつは全員死ぬ
死ぬ ....
落とし穴に落ちている人たちはいつも助けてという

手をさしだすと隠し持っていたナイフで傷つけられる

ロープを降ろして「これをつかんで上って来い」というと

落とし穴のなかでみつけた五円玉 ....
申し分なくうつくしい

海の夕焼けを

石段に もっそり座って

眺めています

終わってしまって 始まらない物語と

始まってしまって 終わらない感情を

かわるがわる フィ ....
この世界の現実とは

この世界の人類の総意であるので

充分に尊重し、汲み取られなければならない。

だが自分が何を欲しているかを分かっている人間が

人類のなかに一体どれだけいようか ....
コンビニで何弁当を買うの?

のり弁当だろう

図星だ

他のはみんな、

花火の客が 買ってしまったもの。

チンしてる間に、週刊何とかや月刊何とかの表紙を

元野生の狩猟本 ....
あきらめたくない
一つもあきらめたくない
かかとと影を伸ばしてぜんぶ欲しい
二兎追うものは一兎も得ずというのはセコい
可能性という言葉が持つダイナミックさに欠ける
俺は千兎も万兎も追って、せ ....
くさいきれの
する
みどりの
とんねる

いきている
こいたいきを
はなで
すいこみ

いきている
むしのこえを
みみで
すいこむ

わたしの
いきている、を
 ....
いじめっ子と
いじめられっ子のあいだに入り
次の日結局かれらは生涯のともだちになって
幼稚園のころ
オレは磁石であそぶのにあきてはじっこで、
下敷きに光を反射させ、

なるほどずっとわか ....
ロックにしろ画家にしろ美容師にしろ
独自のファッションがあるのになぜ詩人には詩人ファッションがないのか
それは、裸になろうがどんな服を着ようが詩人は、
詩人であることから逃れることができないから ....
「羽の無い天使」



高架下に羽の無い天使が立っていた。
そこで住んでいる風だった。



羽の無い天使
と目が合うと
―わたしは人間です―
とわざわざ言った
のがチャンチ ....
私たち詩人はやさしくあろう
親や主治医や批評家や神に対しても
大きな視野とココロでもってやさしく接そう
確かに少年の言うとおりに親たちは何もわかっていないんだ
ほとんど我侭で宇宙人みたい ....
何でも書ける気がするよおれ!
じゃあ書きたいことについて書くんだ
えっ?
つまり見たいように世界を見てそのありのままを書くのだ
書きたいものを選ぶのだ
そして何を見たかったのかについて知 ....
もし俺が死んだら、世界中の人に祝ってもらいたい
詩人が故郷に無事帰れたのだと祝杯をあげてほしい

生まれた時と同じように
また、
生まれるのだ。

深夜二時にコマ劇場前でロケット花火を
 ....
両方欲しい
二兎や二鳥得たいし、及び 欲しい
二丁拳銃ほすい ばんばん!
両手に花束が欲しい
二つの手の平に乳房が欲しい
シーソーの両端が欲しい
生きている時に死も欲しい
ばん!
紳士:「あなたの詩はいいですね、いつも関心していますよ」

詩人:『あなたの女には叶わない』





紳士:「あなたの詩はいいですね、いつも関心していますよ」

神:『私の ....
死んだらしいので
ビデオを借りにいった
全部貸し出し中
考えることは皆同じ
本当は
堤さやかが好みです

24歳のセーラー服
死んで歳がばれる
36歳になったばかりの ....
「うみ」
と書けば
白い波が寄せて返し

「そら」
と書けば
どこもでも青く

「もり」
と書けば
木々が香り

「とり」
と書けば
それは翼をもって飛びまわり

「ま ....
udegeuneruさんのおすすめリスト(205)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_グラス- つぐこ自由詩3*05-7-21
ある程度- 崎幹人自由詩105-3-23
よる_の_ふしぎ- 玉兎自由詩1005-2-20
毎日- たもつ自由詩1805-2-5
フランケンにもブランケンせず- 馬野ミキ自由詩7*05-1-6
コーンポタージュ- ユメミ  ...短歌2*04-12-11
せいかつ- 馬野ミキ自由詩12*04-11-12
たすけて- 馬野ミキ自由詩16*04-11-11
夕焼け- こむ自由詩5*04-11-7
詩と革命#1- 馬野ミキ散文(批評 ...104-11-2
夜勤明けのガードマンへ- 馬野ミキ自由詩19*04-9-7
あきらめたくない- 馬野ミキ自由詩1304-5-26
くさいきれのよる- 玉兎自由詩104-5-19
5月18日(火)_「下敷きで光を」- 馬野ミキ自由詩14*04-5-18
詩人ファッションについて- 馬野ミキ散文(批評 ...104-4-26
「羽の無い天使」- たけ い ...自由詩1404-4-8
朗読用テクスト_未完成交響詩_第17楽章「詩人のやさしさにつ ...- 馬野ミキ未詩・独白604-3-29
ポエム死者の書- 馬野ミキ自由詩304-3-6
詩人の葬式- 馬野ミキ自由詩9*04-3-6
りょうほう大好き!- 馬野ミキ自由詩12*04-3-5
紳士トーク集「詩と世界」- 馬野ミキ自由詩504-3-5
道具としての桃井望- いとう自由詩1104-2-20
「___」に言葉を入れてみろ- たもつ自由詩3203-9-17

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