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指先であそぶ旋律がピアノの鍵盤の上を流れて 
部屋に溢れるやさしい音階のすきまに
天球図は青くひろがってゆく
東のかなたの
さそりの心臓は自ら発火し
そのきらめきは引き出しの奥で眠るルビー
 ....
つづら坂のてっぺんが赤く燃えて
曲がり角のそれぞれに暗がりが生まれる
それがくねくねと蛇のように眼下の町へ
影法師が一組
手前の角の煙草屋の暗がりからあらわれて
穏やかな夕日にそっと目を伏せ ....
太郎冠者さんのワタナベさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さそりの心臓- ワタナベ自由詩3105-3-3
つづら坂- ワタナベ自由詩18*05-1-9

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