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木々のはざまの灯をくぐり
遠い雨の声は届いて
うねりは低く道にほどけて
夜から夜へと紋をひろげる



冷たい翠が空につらなり
生きものはいないと告げている
灰のなかの白 ....
細かな雪が
隙間なく降りそそいでいる
長く低い壁の向こうに
巨きな一本の老木があり
黒と銀にたたずんでいる



動きも音も雪のもので
老木は自身の他は持たぬまま
ただ ....
梼瀬チカさんの木立 悟さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(鏡夜)- 木立 悟自由詩205-2-9
粒光季- 木立 悟自由詩505-2-4

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