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くらむ、あしもとでひとり、
すうじをかぞえていました

たったままねむったりして
そのまま
どっかのおとこのひとにだきしめられるなんて
ゆめ、のようですね

にじんでゆく、
というこ ....
だまになってしまったその、ゆうぐれをまとめながら
左手の指輪で料理を作っているママが
味見したものはすごく
寝ぼけた味でなまぬるかった

あたしがママのすみっこで
ため息をつきながら、ぱん ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
1. 父

自分で名前をつけたくせに
なんで
わたしの名前も
呼べないの
笑いながら尋ねると父は
つられて笑うのです
真剣に

それから、突然
他人でさえ覚えているのに
と言っ ....
からだが どうん、まばたきしたときの
あのせかいが まっぷたつ から、ゆうぐれて
頭から 地球の中心に ぐん、と押されると
わたし、いつも きまって あやまってしまう
ごめんなさい、ごめんなさ ....
おとうとの写真
って
いつも
いまいくつだろ、とおもう


ろうそくに
火をつけて
手をあわせて
いまいくつなの、と聞くと


それよりも
ねえちゃん、はだかだよと言う

 ....
大覚アキラさんのみいさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
滲んでいった夜について- みい自由詩10*06-4-9
ママはたぶんこの先で- みい自由詩12*05-3-4
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19
わたし、という- みい自由詩7*04-9-30
ごらん、ゆうぐれる- みい自由詩68*04-8-16
はしょる、はやさ- みい未詩・独白47*04-8-15

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