すべてのおすすめ
われわれにとって感動が重要であるのは、それが日々のルーティーンで鈍磨したわれわれの認識や感覚をふたたび新鮮なものにしてくれるからである。これはとりもなおさず、感動とは非日常的な行為であって、われわれ ....
祖母は絵に描いたような大阪人でした。商売が大好きで、勝気で、たまに口が悪くて、酒屋でしたからものすごく酒には強くて、花は大ぶりの派手なものが好きで、ついでにヒョウ柄も大好きで・・・そんな人でした ....
黒頭巾ちゃんは、電車で2駅の場所にあるケーキ屋へ、クリスマスケーキを注文するためにお出かけしました。
もちろん、普段の黒頭巾ちゃんは緑の頭巾を被っていますので、黒頭巾だと見破られるようなことはあ ....
見知らぬ人から500円を手渡され「これでぬいぐるみを取ってきてください。」と依頼される。目の前にはUFOキャッチャーがあり操作を始める。1回目失敗。2回目、小さなアトムのぬいぐるみ、3回目失敗。4回目 ....
アンリ・ミショーに「Aの肖像」という散文詩がある。以下、恣意的かつ部分的に抜粋する。
{引用= 青年期の入口に達するまで、彼は一つの球体を構築していた。密封され、充足した球体。稠密な、彼一人の ....
批評祭から遠くはなれてみる。
アフリカじゃ紛争が終わりそうもないし、パレスチナなんて終わりもまったくみえてこない。
一方で、キャンパスでメシ食ってのうのうとしてる奴だっているし…たぶん私だってそう ....
妻が平日に東京へ行くことになった。
友だちが故郷の鹿児島から仕事の都合でこちらに来るので会いに行くということだった。
ほぼ十年ぶりの再会だそうだ。
鹿児島から東京に出てきて、僕と結婚し、千葉に引 ....
朝。
残酷な日光が降り注ぐ。
布団と夢の残り香をすべて霧消と帰する残酷な光が降り注ぐ。
この部屋はとても日当たりが良い。
つまりそれだけ、容赦ない残酷さが降り注ぐ部屋だ。
出先の ....
昨夜は仙台で大きな花火大会がありました。
わたしは東京からのお客さんと一緒に、西公園という大変混雑している場所の片隅で、たこ焼きとビールを片手に、跳ね回る子供を叱りつけながら花火を鑑賞していたわけな ....
大覚アキラの詩は油断できない。
分かりやすい言葉で書かれ、親しみやすい内容かと思わせておいて、
必ず後半にドキリとさせられる。案内されるままに無防備について
ゆくと、突然振り返ってナイフを突きつ ....
十六歳の時、スプレー缶にキャップをつけるバイトをしたことがある。ベルトコンベアに乗って流れてくるスプレー缶に、一日中ただひたすらキャップをつけるだけという仕事だ。
未経験、初心者大歓迎、カンタン ....
俺が毎月主催させてもらってる自由参加型の朗読会にて
参加者がステージに立ち自己紹介をする。
「こんにちは、フォーラムでは××という名前で書いてる○○です」
など、という人は結構いる。
....
私が24の頃だ。
当時の私は実家でぷらぷらしていていたのだが、その年の正月を一ヶ月ほど過ぎたある日、積年の恨みを晴らすべく父をボコボコにして、そのまま居るのが気まずくなり、逃げるように勤めていた ....
街灯で出来た僕の影を、後ろから出てきた新しい僕の影が追いかけ、でもけして追い越すことが出来ないでいるのを見ながら、僕はオレンジ色の夜道を歩いていた。
家までの道のりを歩いてきてここまで何分くらいの時 ....
さてと。
最近、詩を読んでいて、「信頼」ということが気にかかる。
あとは、アクセス。
このひとはどういう世界を生きていて、
どこへ向かってアクセスしていて
どういったものを信頼しているの ....
都内の様々なカフェ・クラブ・ライブハウス等で「ポエトリーリ
ーディング」と呼ばれる詩の朗読が行われるようになってから、約
9年以上の月日が流れた。「ポエトリーリーディング」という名前
が日本に ....
川島なそさんの「馬野幹 『金(キム)』を読む」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100170
えー、金(キム)のくだりはとても好きなの ....
もう間もなく第二回批評祭が終わる。
読み手として参加している人、
書き手として参加している人、
皆様、お疲れ様でした。
以前、詩の合評会でお疲れ様でした、
と挨拶したところ、
別に ....
二年前、私は仕事を終えると毎日病院に通っていた。
夫を車椅子にのせ、夜の病院内をさまよった。病院から出ることができないなら、せめて外気にに触れさせてあげたいと思った。
屋上テラスの扉は鍵がか ....
言葉には、意味と別に音そのものがもたらす印象があります。
例えば「こんにちは」は明るく強い印象なのに対し「さようなら」はやさしい印象を与えるといった具合にです。
そこで、音のもつ印象を独断で分類し ....
頭の中で「カチリ」と音がしました。
黒頭巾ちゃんにスイッチが入ってしまったのです。
こうなってしまった黒頭巾ちゃんを、たとえどんなに大事な人でも、止めることはムリです。
黒頭巾ちゃんはそ ....
黒頭巾ちゃんはその日、おうちでピアノを弾いていました。
空は薄ぼんやりとした曇り空で、照明をつけないでいると、おうちの中はまるで霧がかかっているように薄暗いのでした。
でも、黒頭巾ちゃんは、薄曇り ....
花子は豚です。
山形県のある町で幸せに暮らしていました。
町はいつもとても静かで、響くのは、花子がブーブーとおじいさんを呼ぶ声くらいのものです。
朝六時、町のスピーカーが目覚ましの音楽を鳴ら ....
もう亡くなった女性患者さんとの会話で、今でも印象に残っている言葉がある。その人には夫がいたが、その昔、ある若い男性と愛人関係にあったそうだ。ところが、ある事がきっかけで40代半ばにして自分から20代 ....
「もっしー?」
「もしもしもしもしー?」
「はは、けんちゃんまだそれやってんの?」
「やってるよ流行らせるよ今年あたり」
「は、そっかぁ。じゃああたしもやろっかな、もしもしもし ....
どうも、ポイント制度フェチの宮川です。
ひとつわかったことがあって、
あたしみたいなくだらない文章書いても
ポイント制度について書けば
それなりにポイントがもらえるんですね。
ポイン ....
ポイント制度について、てろてろ書いてたんだけど
書いてる途中に、なんだかもういいやって気分になっちゃった。
ちょっと違う視点で
こういうのはどうかしらって案を少々。
SNSツールでは
....
戯詩作法に関するメモ
1:音を持たない韻(ライム)に即いて
韻とは同音・類音異文法での母音乃至子音による、語をまたいだ音の相似及びそれによってもたらされる音声的エクスタシー
の事であると考え ....
あたしが、こうやってうだうだと、
まとまってもいない意見を手軽に公表できるのは、インターネットのおかげなんですね。
で、あたし、ちょっと前まで、インターネットの中にいて、
中ってのは、インタ ....
こんにちは、鼻子です。ポイント制度とかの話、おもしろいよね。あたしは、詩人じゃないし、詩も書かないので、詩の良し悪しなんてわからないし、興味もないんだけど、ポイント制度には興味があるのね。興味があると ....
大覚アキラさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(113)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
感動について
-
パンの愛 ...
散文(批評 ...
2+
08-6-26
ただ捨てられるだけの日記
-
Rin.
散文(批評 ...
32*
08-5-27
黒頭巾ちゃんとクリスマスケーキ
-
チアーヌ
散文(批評 ...
3*
08-3-27
戒め
-
アザラシ ...
散文(批評 ...
7*
08-3-15
球体がある
-
パンの愛 ...
散文(批評 ...
2
08-2-2
批評祭参加作品■You?
-
2TO
散文(批評 ...
15
08-1-29
今週、妻が東京に行きました
-
たもつ
散文(批評 ...
21*
07-11-29
朝、富士そば、スマトラカレー
-
平
散文(批評 ...
2
07-10-25
花火大会の夜に
-
チアーヌ
散文(批評 ...
7
07-8-6
「用意していたナイフ」−大覚アキラ「水族館」
-
木葉 揺
散文(批評 ...
8*
07-7-11
軽作業->16歳->
-
ヌヌヌ
散文(批評 ...
13*
07-5-24
フォーラムでは××という名前で書いてる○○です
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
18
07-3-29
バブルから遠く離れて━━とある放浪記━━
-
日雇いく ...
散文(批評 ...
7+*
07-3-25
落し物
-
水町綜助
散文(批評 ...
3*
07-1-21
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻_其の ...
-
熊髭b
散文(批評 ...
13*
07-1-11
■批評祭参加作品■_「_ロッカーズの星は今夜も瞬いている_」 ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
6
07-1-8
■批評祭参加作品■_金(キム)は好きなんだけど、
-
いとう
散文(批評 ...
9
07-1-8
■批評祭参加作品■第二回批評祭
-
たもつ
散文(批評 ...
5
07-1-8
そのとき「詩」は私を救わなかった
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
28*
06-11-15
音の構成で詩の印象を説明してみる
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
19+*
06-10-28
黒頭巾ちゃんとびっ○りドンキー
-
チアーヌ
散文(批評 ...
4
06-9-23
黒頭巾ちゃんがメヌエットを弾いた日
-
チアーヌ
散文(批評 ...
4
06-8-31
花子とおじいさん
-
チアーヌ
散文(批評 ...
5
06-8-24
引き際
-
宮前のん
散文(批評 ...
10*
06-6-28
彼女は死んだ
-
たたたろ ...
散文(批評 ...
6+*
06-6-25
山本さんから鈴木さんへ
-
宮川三太 ...
散文(批評 ...
2+
06-6-2
ポイントポイントっていうなや
-
宮川三太 ...
散文(批評 ...
3+*
06-6-1
メモ1:戯術
-
六崎杏介
散文(批評 ...
4*
06-6-1
よいしょ・こらしょ・どっこいしょ
-
宮川三太 ...
散文(批評 ...
3
06-5-31
いつまでたっても分からないことについて
-
宮川三太 ...
散文(批評 ...
4
06-5-25
1
2
3
4