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雨上がり
青葉あざやか。
ある人から
認められていないということを
認める私が
在る
どうしようもなく
在る
青葉
代々
受け継がれて来て
今
こうして在ることの
ふしぎ
....
澄みわたる
青い空を
深く深く
みつめると
静かさ胸にしんとする
・
形見の歌を
声に出して
なぞる
あのひとの
いのちを
・
今
今を通りすぎる
涙は
....
色づいた
赤とんぼ
鮮やかな
命
命が首をかしげる
現実は
命だけでは
生きられないと言うが
命が無くては
虚しいんだ
・
へたな
作りものよりも
現実の方が
よっぽど
味わい深い
・
私の
人生
いちどきり ....
忘れ去ることは出来ない
うしなって
刻みこまれた
命を
そよぐ草の青さ
宙へすいこまれる
むこうで
平原が
かたむいている
ひっそりと
ふってくる雪の音
つらぬいてゆく
道 ....
{ルビ鉄=くろがね}の背のように
陽を照り返す
さざなみの群生するこちら側で
砂に潜っている
貝の喘ぎは
打ちよせる海水に
くりかえし濡れる
しろく寡 ....
指先で爪
らしい
爪 らしく
きちり
、血のうずく)。不安定な水晶時計(、
の公転にはなじまないけれど
今日のような雨天では
暗雲にさらされて
爪を)紅くぬる
さっと泳ぐのは ....
黒揚羽 日に咲く羽音 染めてありし世
零の
( 、血のうずく
私を見つめる
その目は
黒く透けていて底もなく
ゆらぎもせず
胎内で夢を見ていた ....
「 」
昨夜のあいさつは、耳からこぼれる雨のよう
に切なく潤い熟し、さららと色を空を映す欠
けては満ちる月の鏡。
お早う
もうこんな時間
そろそろ失礼します
耳に残 ....
意識されない曲線の内側で
永久機関の少女性が調弾する。
その輪郭は振動し
奥深く鳴りつつ最果ての嘘を静める。
お先に失礼
直線的で清音の科白が膨張する空のもと
つきぬける(或いは私 ....
いけないかしら
なにもかもを言ってしまう
ということは。
ポツリ ポツリポツリと雨が
じめんでひとりごと
どこからくるのか
しびれたあたまに すきま風
雲は虚空で身を焼いて
あの子のこ ....
雨
降るのかしら。
今
先のことなどわからないから
ただ ありのままを見つめる
内側で降る
血の流れが
どうしようもなく
わたしを形作り
{ルビ廻=めぐ}る
こんなにも
....
いつからか
{ルビ誰彼=たれかれ}のすがたもなき その水
その{ルビ夜=よ}のもとの {ルビ黝=あおぐろ}き{ルビ躯=むくろ}
うごかずうごく
四肢の{ルビ肉=しし}
― … ヒツギには ....
岡部淳太郎さんのこしごえさんおすすめリスト
(13)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
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こしごえ
自由詩
12*
25-6-15
※五行歌_五首「どこまでも明るく」
-
こしごえ
自由詩
6*
24-8-23
※五行歌「命が首をかしげる」
-
こしごえ
自由詩
8*
24-8-15
※五行歌_三首「私の_人生_いちどきり」
-
こしごえ
自由詩
5*
24-4-8
心
-
こしごえ
自由詩
8*
13-2-17
対岸
-
こしごえ
自由詩
10*
07-11-2
再生
-
こしごえ
自由詩
16*
06-9-10
黒揚羽(零の産声のする)
-
こしごえ
自由詩
13*
06-9-4
朝帰り
-
こしごえ
自由詩
15*
05-10-20
説話
-
こしごえ
自由詩
8*
05-9-29
通り雨と(詩人)
-
こしごえ
自由詩
2*
05-6-3
有形の不在
-
こしごえ
自由詩
12*
05-6-1
水_仮葬
-
こしごえ
自由詩
4*
05-5-24
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