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夜中、目がさめて階下に降りると
君が僕を積み上げていた
たどたどしい手つきで慎重に積み上げ
途中で崩れると
ふうとため息をついてまたやり直す
時々どこか気に入らないようで
何か ....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ
いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
{ルビ晩餐=ばんさん}など絶えて久しい
誰もが膝を抱えてうずくまった夜に僕は
屋根の隙間から星を見あげてた
あかい、涙みたいにうるんだ一粒に
名前をつけようとしたとき
父さんが僕の髪をく ....
1.
顔を洗って髭を剃ると
私の顔は鏡の中にあった
洗面所の窓
その外にはいつも外があって
夜がまだ薄っすらと残っている
貞淑なやす子は朝食の後片付けをしている
今までの毎朝 ....
りっと(里都 潤弥)さんの自由詩おすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
身辺雑記より(七)
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たもつ
自由詩
22
05-1-4
十階の家族
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たもつ
自由詩
100+
04-12-11
方舟のなか、壁にもたれて僕は
-
汐見ハル
自由詩
7*
04-9-26
時代
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たもつ
自由詩
17
03-7-11