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空のくちびるのまわりを
たくさんの魚が泳いでいる
曇の奥の曇に染まり
行方は次々とひらいてゆく



涸れ井戸を囲む湖に
金属の破片が降りてきて
細い道のあつまる道に
 ....
たくさんの波の際に立ち
波があることを喜びながら
際に立つことを問いつづけている



沈む泡 残る泡
碧と緑の輪
まわる まわる もどる



波は波の ....
わたしは窓から身をのりだして
身投げのような夕陽を見ていた
消える 消える と小さな声が
両手をあげて泣き顔で
通り過ぎる祭を追った



わたしは高すぎて
わたし ....
ひびきさんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音の轍- 木立 悟自由詩504-12-4
ノート(手と手)- 木立 悟未詩・独白304-11-28
ノート(夕陽)- 木立 悟未詩・独白904-5-30

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