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地下鉄に乗ると心踊ることもある
今私が読んでいる本と同じ本を読む男性が
私が座る席の目の前に立っている
歳の頃は五十代半ばといったところか
白髪混じりの髪を短く刈り上げ
少しヨレヨレの白シャ ....
心地よく身を任せよう
その音霊に

楽器同士重なり合い協調し合いながら
奏でるハーモニー
まるで寄せては返す波のように心を揺らしては
夢想の世界へと連れ去ってしまう

ゆったりと時を ....
体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
降墨睨白島/腰国改修さんの栗栖真理亜さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ときめき- 栗栖真理 ...自由詩2*25-10-24
音霊- 栗栖真理 ...自由詩4*25-8-6
老獣- 栗栖真理 ...自由詩525-7-24

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