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私は泣いていない

張り詰めた冷気に凍える
空の欠片が溢れだして
私の頬に届いたのかもしれない

静寂と生活の合間を震える
落葉樹の葉から露がこぼれて
私の頬を伝ったのかもしれない
 ....
世界の広さについて私が語る必要はない
はるかな水平線をながめて
誰が世界はここにしかないと思うだろう

宇宙の広さについて私が語る必要はない
空一面に輝く星を見て
その先に思いを馳せないも ....
地球と接地する全長25cm
右 左 のリズムで地を踏み その黒色を示す
窮屈な足の住処は僕を目的地に運ぶ

歩いて、走る
コンクリートや大理石、草原や砂利道
汚れ、擦り切れて
歩いて、 ....
絵筆から真黄色の雫が滴った
やがて拡散する
時間は逆流しないゆえに
それもまた水中で濁りになった
色が解けて 色に染まる

ひとひらの仄かな慕情が
ひとときの流れる劣情が
たちまち伝播 ....
りつさんの馬後の竹の子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一滴- 馬後の竹 ...自由詩225-11-11
魂のディベート- 馬後の竹 ...自由詩425-11-10
履物- 馬後の竹 ...自由詩325-11-9
拡散と混色- 馬後の竹 ...自由詩625-11-6

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