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平らかな水面を刺して君の指
これはたしかな愛に為りうる
冬の澱
蝶ちょは部屋で凍えてて
あなたの指は光を集める
わかちあう方がいいのか悲しみは一人で受け取る方がいいのか
あの宵の記憶が僕をいまだってガンダム好きな大人でいさせる
警告は絶対したわ最初にね ....
冬山の
白い姿が美しく
想える部屋で朝を迎える
まっすぐな
視線にすこし惚れている
生きてゆくってこんなもんかな
新婚で
過ごした遥か過去 ....
ため息を小瓶に溜めて息をする
浅はかでしょ?嫌いになってね
早起きは
一本はやめのバスに乗る
ためだったんだ君がいるから
駆ける犬
甘い香りの風を追う
花びらみたいな雪とじゃれてる
夏山に
でっかい夕 ....
椎茸と茄子をあんなに嫌ってたあのころ世界は輝いていた
詩ハ詩デス透明タイプニ打刻シテ星ノ光ヲタヨリニ帰ル
あの言葉
こころに刺さり傷口が
甘い感じで痛む快感
メガネして
さぐりあてるわ『嫉妬目』で
ネクタイゆるめて首すじをみて
麦ちゃんが
まとわりついてく ....
アルコイの
バイオリン弾きのメロディーは
たびびとたちのこころを乱す
陽だまりの
ピアノの前に君は立つ
うつむきなにを忘れたいのか?
白樺を
子リスが登るバ ....
穏やかに隠れた月と緩やかな暖かい日に眠り歩いた
月明かりと勘違いしてあったかい当たりつき自販機にあつまる
声だけが
綺麗になれればそれでいい
その目を閉じさせ愛を伝える
いまはもう
ここに住んでるひともなく
墓にも君はいないと云ってた
『守るため』 ....
どこまでもどこまでもどこまでも弱い 弱いあなたの横顔が好き
青空で
白い子牛と子羊が
キスしてるようで立ち止まる冬
夕暮れに
どこかの家から子どもらの
賑やかな声が聴こえる静けさ
神さまも
このときだけは微笑ん ....
明けようとする夜の裾を掴む手は 切れて汚れて私の手
術後には院内食バツ好物を夢中で食べた内緒のはなし
水炊きにあすはビーフン東京の水はおいしい目はうつろでも
鶏小屋で
安易な名付け
浅い夢
散らかる祈り
深い傷跡
いらえなき一方通行爛れるくちづけそれで瞬殺? ラブテロリストめ
立っている、腰も砕けて座り込むほどの絶望、でもジョジョ立ちで
詠んだけど書かなかっただけ思っても言わなかっただけあなたには
飲んだ嘘吐き出した嘘夜の数 囁きの音 数え忘れた
あしたからあなたを忘れて生きていくひとりで靴を履いて出掛ける
金色の
夢をみている うつくしい
世界があした
おわるといいね