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濁った沼のある寂れた町に
マリーという女が住んでいた
マリーの本名は誰も知らない
彼女は
夏の真夜中のような眼をした
中々の美人であったが
友達はいなかった
若者はみな都会 ....
身分証明書を
と言われて財布を探ったが
パン屋のレシートがぱらりと落ちただけ
カード入れにはブックオフのカードだけ
午後の図書館だった
カウンターのミセスは
住所と名前が記されている ....
瑠音さんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト
(2)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
喪服屋マリー
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吉田ぐん ...
自由詩
17
07-2-25
図書館に通う
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吉田ぐん ...
自由詩
37
06-10-17
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