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あの日から
降り止まない雨が
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間に
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つさえ
未だ想い描けな ....
あの日から
降り止まない雨が
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間に
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つさえ
未だ想い描けな ....
だれも居ない大学の構内に
緑だけが 大空を指しておいしげる
私はそれを見るのが好きだった
雑踏の中に居る時には
親しく心に顔をみせるのに
一人になって 悲しい思いの時
....
だれも居ない大学の構内に
緑だけが 大空を指しておいしげる
私はそれを見るのが好きだった
雑踏の中に居る時には
親しく心に顔をみせるのに
一人になって 悲しい思いの時
....
○「ふれあいの旅」
千葉へは仲間とのふれあい
上高地へは自然とのふれあい
どちらも感謝感激の旅だった
○「ユーモア」
「どちらまで行かれたんですか」
とすれ違った山ガールが
可愛く尋 ....
○「ふれあいの旅」
千葉へは仲間とのふれあい
上高地へは自然とのふれあい
どちらも感謝感激の旅だった
○「ユーモア」
「どちらまで行かれたんですか」
とすれ違った山ガールが
可愛く尋 ....
微妙に丸く円形保ち
輝く白銀、月か陽か
熱のもんわり夜に流れ溢れ、
私は窓辺に響きの感触 聴き取り
眠る未来の意志に霊性 納める
微妙に丸く円形保ち
輝く白銀、月か陽か
熱のもんわり夜に流れ溢れ、
私は窓辺に響きの感触 聴き取り
眠る未来の意志に霊性 納める
草を刈る
草を刈る
草を憎しと
草を刈る
草を刈る
草を刈る
作物を愛しと
草を刈る
どちらでも力はでるし
同じ作業だ
でも
全然ちがう
身体に蓄積する
疲れが違 ....
草を刈る
草を刈る
草を憎しと
草を刈る
草を刈る
草を刈る
作物を愛しと
草を刈る
どちらでも力はでるし
同じ作業だ
でも
全然ちがう
身体に蓄積する
疲れが違 ....
ぽっかりひろがる
無限の手触り
虹の根元を逃げていき
あの世と繋がり
あの世に入って
平坦になった魂、
もわんとゆれつつむ
夏の熱気に曝され
夢見がちに目覚め
自らの輪郭整え
....
夜明けのあほんだら
わたしが眠れるまで待ってほしかった
夜明けのあほんだら
わたしが眠れるまで待ってほしかった
ここほれ!
と背中がつたえてくる
今のお前の生き方
じじばばに見せてやると
個体発生は系統発生をたどって
夕陽があらぬところに射し込むと
....
あなたの胸は広い
悲しさと 悩みにひしがれていても
あなたの顔をみると
何も言わない内にふと軽くなるのだ
わたしの心は小さい
豊かに 楽しい時でも
あなたの顔に ....
ぽかんと浮いてるじゃん
ぽかんと輝いてるじゃん
不思議な太陽、
一つの恒星、
絶対の否定のその後にも
墓碑銘刻んだその跡にも
うっすらと時を生き抜き
信じられない過去の堆積
....
後悔しても
後悔を味わう
今
未来の今に
今を生きるために
その人のその時を
私が生きることは出来ないので
私は私の今を生きる
誰のものでもない
私の人生を生きる
....
その影は
駐輪場で談笑しているオバチャンを
横目で捉え
建設中のマンションの傍を行き
細道抜けて
一軒の 美容院へ向かいます
二時間後
チリリン!
ガラス扉が開 ....
ふわっと風、
吹いて来て
わたしを洗う
わたしは笑う
この慎ましい空の息吹き、
ふわっとふいて
わたしをあらう
わたしをわらう
そして消えて この時にこの朝に
....
最近よく良いことが起きる
奇跡なんかではなく
そうなることが決まっている
視野が広がったような
目の前が明るく見える
良いことすれば
良いことが続く
身も心も元気で溢れる
....
たどたどしい指が生み出す
バッハのプレリュードを
小さな鉢植えに収まったサボテンだけが
棘をかたむけて聴いている
他の観葉植物は枯れて
手元に残ったそれは
巣立っていった息子が置いてい ....
お湯を沸かしながら
まだ眠い気だるさには
モカブレンドのドリップコーヒー
昨夕スーパーの陳列棚に一袋だけ
お買い得商品のプライスで残っていた
この一杯の 目覚めが心地良い
....
おはよう! イイね!
今日も疲れたー イイね!
シゴオワです今からインします イイね!
相方が浮気してるっぽい… イイね!
明日も仕事だ死にたい イイね!
一緒に死にませ ....
夜の風
びゅうびゅうと吹いている
公園でお茶
遠い空に
花火
しばらくして
ドドーン
身体の力が抜けて
この感じ
少し眠たく
次の花火を待っている
遠い空に
花 ....
夜の風
びゅうびゅうと吹いている
公園でお茶
遠い空に
花火
しばらくして
ドドーン
身体の力が抜けて
この感じ
少し眠たく
次の花火を待っている
遠い空に
花 ....
次々と崩れ壊れゆく波
追跡する遠い灯り
ささくれ立つ闇抱え
どうしようもない
この憧れ哀しみ抱え
次々と崩れ壊れゆく波
遠い灯りに見守られ
己を超える圧倒的な存在
通学路の坂道登り ....
蒼穹の砂浜、
弓の弦、
澄み渡る旋律奏で
七月の波沸き起こり
打ち寄せる旺盛な生命力、
反復され蓄えられ
上も下も右も左もなく
すべて真っ青に透過され
地水火風の精霊たち、
一つ ....
蒼穹の
深い青に
走る無数の
力線、
私を貫く
光の感触
外は熱風吹きつけ
人は誰一人通らず
街道走る疎らな車
草木は光に酸素吐き
天からの力動引き受け
蒼穹の
深い青 ....
風邪をひいた
目がペケになって
じっと寝ている
家族に会いたい
やたら
浮かんでくる感謝
心細い
おじいさんになって
旅立つ時は
朝方にひっそり
がいいかなって思っ ....
ご飯を食べていたければ
パンに変えてみた
同じジャムが続くと
すぐ飽きてしまうので
時々変えながら食べている
入院していたとき
私はいつもご飯だった
隣の患者はパンだった
....
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