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川底で足を滑らせ 深みに沈んで 

水面を見上げていた 外は明るそうだった

記憶は二秒くらいで途切れ 後は母からの昔話

父が飛び込んで 助けてくれたのだって

そうなんだ そんな人 ....
東京の空は狭いというけれど 私には丁度いい

見渡す限りの 見渡す限りの大空は

大きすぎる 私の思いが馳せるには 

上下をビルに区切られた 限りある空は 

ほっとして 丁度いい
母は とっても母である

家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で

しかしスプレーが見つからないと慌てていた


ある時

アシダカグモが 卵を抱えて現れた

「ぎゃ」といいつつ 母 ....
明日の自分に期待して 今日は寝る

昨日の自分に期待されてると ちょっと嬉しいかも

でも期待に応えられなくて また明日の自分に期待する

馬鹿だから

いつまで経っても懲りないの
 ....
子供の頃 何にでも興味津々な

そんな人間を演じていた

そうすれば

博士枠に入れると思っていた

友達ができるのじゃないかと 期待していた

真似ることは学ぶこと 格言に勇気を ....
そうか君が 楽しさか

市に集まる雑踏に 買い出し急ぐ笑顔の中に

例え蟹を買えずとも 除夜の鐘は鳴るのだろ



そうか君が やすらぎか

人も師走もなんのその 猫はまるまり興を ....
おなかいっぱいにカレーを食べて 強烈に暖房を利かせて

得も言われぬ 幸せを感じました


失ったものがあったとて

失うまでの過程でそれが本当に大切だったかには疑問符がつき

リセ ....
なにか寂しく思ったら 

あははと笑っておきましょう

いまこのときは荒れ狂う 心の波は高くとも

5秒後もたてば気付くのさ 笑って済ませた幸せに


街を漂う 水蒸気 

誰か ....
ごめんなさい 

何度も 抱いてくれたけど

あなたのように 私は私を愛せない

あなたのようには 私は私を許せない

優しいあなた 笑い合える愛、見つけてね
近いとしんどい

遠いと楽

でも 二度と会えないのは悲しい

私って馬鹿だから

わかっていても 泣きはらす
鯖の切り身に湯をかけて 
霜降り ぱちゃり 血合い取り
砂糖と酒と水と鯖 生姜もいれて くつくつと

落とし蓋 煮汁が飛ぶのをおさえつつ

甘い蒸気よ 換気扇 
外に抜ければ 冬の街
 ....
私は笑っている 

出会えなかったものに向かって

私が 出会えるはずだったあなたに

私が 産んであげられるはずだったあなたに

ねぇ 生きて 生きて

人生の秋に 碧空のコント ....
私はゴリラ 悪口でいうところのゴリラ

可愛いものに囲まれて生きる ドラミングは控えてる

猫に小判? 可愛いだけでいいじゃない

こっちはゴリラにハイヒールよ 前足はつかないわ

晩 ....
暑気 夕暮れ ぶらりぶらぶら

細道の向こう 畏き門構え 雀はかしこみ羽休め

窓から祈る老婆 目が合って はにかんで 愛を知り

古い家 唐突な二階のドア なぜに階段がなくなって

 ....
おはよう! イイね!

今日も疲れたー イイね!

シゴオワです今からインします イイね!

相方が浮気してるっぽい… イイね!

明日も仕事だ死にたい イイね!

一緒に死にませ ....
空になりなくて

なりたくて なりたくて

ひたすらに 青い空に

青くて 青くて

青くて 青くて

青いことで とやかく言われない

空になりたくて
一人でふたり分の荷物を整理する

なんて過酷で残酷な(笑)

やり始めるとやっぱり記憶に飲み込まれそうで

それでも時々、楽しくて


壁のシールを剥がせば そこだけ白くて

こ ....
みてみて あの二の腕、ボンレスハムみたい

黒レースのアームカバーの上に お肉が乗ってるわ

しかもあの表情はなに? 彼氏のイケ・メンタロウ君に向かって、仏頂面

きぃぃ なんなのよ なん ....
誰にも故郷があって

それが心の拠り所と呼べるものでなくても

またその地を踏んでみれば 何か思うものがあって


私はなぜだか 駅に降りたら涙が込み上げてきた

帰ってこれたことが ....
自分の人生をいきればいいのだと

私が受け入れられたのは かなり後のこと

そしてまた きっとまた

見失うこともあるだろう

だから 心に

心に小さな灯火を




 ....
早苗田の美しき 竹林がそよいで

黄昏の昏き 夕陽の赤 鷺の佇む

宵の口 山楝蛇(やまかがし)は顔をもたげ 虫と蛙のさんざめく 


窓の灯り 夜の帳り


この頃は男梅雨のよう ....
雨音に落ち着いて

私はムツカシイコトを考える

宇宙の開闢 時の始まり 5日前の晩御飯

クレパスでロケットの絵でも描きながら

濡れた世界を窓から眺めたりする

思うに梅雨はツ ....
全てを忘れて飛び出したいけれど そういうわけにもいかず

作業しては休み 休んでは作業し 仕事を終える

帰宅 夜半 風呂 缶チューハイ SNS チャット 

ようやく寝る時間になれば 眠 ....
嫌ならいなくなればいいし
誰かに言わずにすぐに去ればいい
そうしないのは十中八九、止めてほしいからだ

批判すらする価値のないものがこの世には数多あって
御多分に洩れず自分はそんなもので
 ....
縁側 うららかな日差し やわらかな風

生垣の隙間 垣間見る人影 爽やかな駆け音

走り抜けて畦道 水路飛び越え 亀が見上げる

覗き込む青鷺 啄む嘴 鋭くて

空は紺碧 流れて群青  ....
幻想が消えていく

私の人生を彩っていた 夢の中の人々

私のために 私が作った 私の家族たち

さよならも言わず なんだか笑顔で遠ざかる

私は泣きながら立っていた



窓 ....
鉄は熱いうちに叩け

失敗したやつがいたら 凹んでるうちに事実を叩きつけろ

正論が一番強い 感情論で生きてる奴を封殺しろ

迷惑かけるやつになんか価値はない


晒されてきた言葉は ....
田舎に住んでたから

私たち お互いに車を持ってた

お互いに お互いの車のキーを持ってた


あなたが去る日 キーを返したの

ホルダーの重さが半分になった


去ることはわ ....
退院したら ご近所さんから苺をもらったの

毒々しいほど熟して 濃い赤色の甘いやつ

それはとても幸せで 嬉しい出来事


でもね もう貴方もいないし 

一人で2箱はしんどいね(笑 ....
ねぇ あなた
私、まだ元気にやってます

しんどい時に 吐き出すような何かを投稿した私に
元気な言葉をくれたあなた

粋にいこうぜ!と
でもね、そんな一行に私は感激していた

ちょっ ....
リリーさんの短角牛さんおすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
会いに行けるとしたら- 短角牛自由詩10*24-7-28
東京の空- 短角牛自由詩5*24-7-17
母のこと- 短角牛自由詩13*24-2-21
独り言3- 短角牛自由詩3*24-1-21
独り言1- 短角牛自由詩4*24-1-9
そうか_君が- 短角牛自由詩7+*23-12-31
カレーと暖房- 短角牛自由詩6*23-12-17
何もしないことを楽しんだ日に- 短角牛自由詩4*23-12-10
蒼き夢の中で- 短角牛自由詩4*23-12-4
家族に- 短角牛自由詩4*23-12-4
作りすぎたのよ- 短角牛自由詩8*23-11-26
今の私に- 短角牛自由詩6*23-11-24
晩夏ゴリラの讃歌- 短角牛自由詩1*23-8-24
夏散歩- 短角牛自由詩3*23-8-9
とてもよい一日- 短角牛自由詩2*23-7-18
空になりたくて- 短角牛自由詩5*23-7-17
引っ越し- 短角牛自由詩16*23-6-29
ボンレス・ハム子さん- 短角牛自由詩5*23-6-25
小旅行にて- 短角牛自由詩9*23-6-19
灯火- 短角牛自由詩4*23-6-11
さなぶり- 短角牛自由詩3*23-6-5
コケティッシュ・ツユ- 短角牛自由詩7*23-5-29
夢か現か- 短角牛自由詩6*23-5-28
雑魚の歌- 短角牛自由詩3+*23-5-22
抱きしめて- 短角牛自由詩3*23-5-21
さよならも言わず- 短角牛自由詩9*23-5-16
この体で戦うの- 短角牛自由詩8*23-5-6
軽くなったもの- 短角牛自由詩7*23-5-2
やさしさのかたち- 短角牛自由詩6*23-4-30
あるコメントをくれたあなたへ- 短角牛自由詩1*23-2-5

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