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ひこうき雲が落ちた先の地平線の向こうではきっと
沈みかけの太陽に墜落した機体が静かに焼かれていて
壁の端のほうに逆さまに貼付けにされたヒグラシは
僕らを横目にそんな空を見下げながら一日を嘆いてい　.... 果てしない闇の中
なぐさめの月を抱く
その瞳に映す僕の罪は
笑うたび優しく刺さる抜けぬ棘

欲望は満たされることはなく
偽りのぬくもりは
終わったその瞬間から
この手の中から零れ
漆　....

紫音さんの皆月 零胤さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
夏の翳	- 皆月 零� ...	自由詩	4*	08-8-22
アウグストゥスの月を抱く	- 皆月 零� ...	自由詩	11*	08-8-20

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