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僕の部屋は世界の一部を切り取ってできた図書館
明るい修道院でフィヨルドの冷たさを内包している

戦争でたくさんの僕が死んでゆく
たくさんの君が失われてゆく

誰も混沌からの道筋を知らない
 ....
何かを知りながら生まれてきて
何かを少しずつ忘れながら育ってきた

見知らぬ街でのZDF彗星のように
ドミノ倒しさながらに価値が顚倒するので
5万年先にどうなっているのか予測できないでいる
 ....
柔らかな機械
拘束されない想像力

サイバネティクスの夢は
四肢をもがれたバッタのように
プレイリストのなかに埋め込まれるのだろう

残酷な朝は天体を廻し
透明な朝をスルーしてゆ ....
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが

澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと

石畳みの街に日差しがやわらかに差している ....
僕はときどき深く潜りこまなければならない自分を抱えている

僕はいつも以上にきみとの距離をはかりがたくなってしまうが

言葉と音符が似ているのならば変換ソフトがあれば良いと想う
ぼくに真っ白な本を一冊ください

そこにポンチ絵や日記や駄文を気ままに描くのです

丁寧な装丁は要りませんが季節の押し花なども貼り付けて

グーテンベルク聖書を冒瀆するわけではないのですが ....
僕たちはそれぞれ違う重さを抱えて同じ言葉を求めて
普遍は真理とはイコールではないにしても難儀な旅をするのだろう

愛したものの破片を集めてはならないのだと想う
戻らないものの再生には魔術が必要 ....
歴史は勝者のみによって編纂される
ゆえに歴史を疑え

きみの記憶のなかの恋人は
常に美化されてゆくかもしれないがその過程を
冷静にわきまえて恋はしようね

傷つかない体験はないのですが
 ....
時速16キロの自由はとてもやさしい
細分化されない感覚が基調演説する共和国のユートピア

孤独や言葉が加速されない世界に
きみのスクーターがポイントして

僕だけが時速100キロで仕事しな ....
思想的骨格なんてないんだ
生活の輪郭は薄葉のように
透けて見えているさ

命の混迷はシナプスの独語にすぎない
教育は幸せの基礎を教えてくれる

ルール。道徳。
大好きな理科。

ち ....
詩人はたまに発掘される
死人はときたま以外には埋葬される

しょーもない音楽が僕のちからならば
ときどきとおるきみの声がとてもいい

貫通しないトンネルはいまもあって
とても大好きな僕の ....
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが

奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった

修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに

雑踏に紛れて遺伝子 ....
るーさんのマークアーモンドさんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フィヨルドと地球と弟と- マークア ...自由詩1123-3-23
溜息のうた- マークア ...自由詩1223-3-17
ピーターラビットのうた- マークア ...自由詩1022-8-20
雲の休日- マークア ...自由詩822-3-15
音楽- マークア ...自由詩722-3-7
自由な絵本- マークア ...自由詩722-2-28
破片のうた- マークア ...自由詩722-2-22
歴史は- マークア ...自由詩422-2-21
時速16キロのうた- マークア ...自由詩722-2-15
シナプスのうた- マークア ...自由詩1122-2-11
アウトバーン- マークア ...自由詩622-2-8
蝸牛のうた- マークア ...自由詩18*22-1-25

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