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年は取りたくないと思っても
年は確実に取る
年を取ること
水が流れるがごとく

年は取っても
健康であればいいと思っても
老化や病気からのがれられる人なし
日が西へ沈むがごとく

 ....
タチアナ
灰色の軍事博物館の
白黒の写真の向こうで
微笑む若い女の名前
重苦しいくすんだ
軍服を着ていても
その笑顔だけは
すげ替えたかのように明るい

タチアナ

戦場で死ん ....
転勤が決まったという。何処へ、と尋ねると別の星だという。夕暮れの河原に人影はなく、二人のために飾られた絵画のようであった。たまには戻って来られるのか、とか、いつまでの予定で、という私の質問に対し、こち .... お空は言った
これも必然よと
花は散って実る
命に従い私は
善く生きたい




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
人は何であるのかを知ろうとする
夢見る時に 頭に
知ることで 道を
進むことで 不安を
歩くことで 何かを
ふざけるな
いえ ふざけてなんか
いない
私の言葉
思い出してほしい




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
晴れた日には
出かけたくなる
空気が冷たくて
風が強くても
晴ればれした
気持ちになれるから
ちょっと無理をしてでも
外に出かけたくなる
腕を広げて
お陽様を浴びて
光合成できる気 ....
  おちている光を
  うさぎだと思った

  そうきみに言った
  商店街の 黴だらけの夜
  ぼくたちはネズミだった

  もうぼくをすきじゃないと
  うちあける瞳を ぬ ....
履き慣れないヒールを履いたりするから
まともに歩けなくなったりする
けれど今日はどうしても
この滅多に履かないお気に入りを
履きたかったからしょうがない
予想してはいなかった痛みに引きずらよ ....
フジの逃走中でヒカキンが逃走に成功したね、良かったね良かったね、と一円硬貨の照り返しのようにきらきらと、子どもは素直に喜んでいた、ザッピングのような事実や風景に、心をとどめたり投射したり、騒が .... 1990年
三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的なニュースになっていた当時

実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
田中恭平さんの自由詩おすすめリスト(101)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
老境- ホカチャ ...自由詩4*22-1-6
ターニャへ- Giovanni自由詩722-1-5
転勤- やまうち ...自由詩222-1-5
※五行歌- こしごえ自由詩3*22-1-4
道の風景- 番田 自由詩122-1-3
※五行歌- こしごえ自由詩1*22-1-3
サニーデイ- 坂本瞳子自由詩1*22-1-3
うさぎ- 草野春心自由詩322-1-2
フェイヴァリット- 坂本瞳子自由詩4*22-1-2
ヒカキン- ねことら自由詩122-1-2
通訳士のキムさんのこと- 板谷みき ...自由詩3*22-1-1

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