すべてのおすすめ
  なでられ なめられ
  めでられ めくられて
  いるときに また
  硬く 近く 拒むのだった
  キッチンで
  蛇口で
  ぼくじしんのようなあらわれと
  いっぽんの ....
  学生寮のそばに
  ワゴンRが停めてあって
  夜 街灯のしたで光っている
  そう 言う
  架空の口蓋や歯茎などで

  蕎麦を手繰りながら
  昔おそわった担任の口癖を ....
  たちどまり、
  あなたは釣りあう

  ことばのなかに敷かれた
  石畳のみちの 光とかげの
  汀にたって

  誰のものともしれない、
  ひとつきりの幸せのように
 ....
  とても直截に
  野球ボールが投げられ
  真ひるの池に落ちた


  うつくしい詞は
  もちいられないまま
  春の つめたい椅子のしたで


  土埃がひかる 公 ....
  おちている光を
  うさぎだと思った

  そうきみに言った
  商店街の 黴だらけの夜
  ぼくたちはネズミだった

  もうぼくをすきじゃないと
  うちあける瞳を ぬ ....
田中恭平さんの草野春心さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きえている- 草野春心自由詩222-3-2
言う- 草野春心自由詩322-2-15
- 草野春心自由詩222-1-29
うつし絵- 草野春心自由詩222-1-29
うさぎ- 草野春心自由詩322-1-2

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する