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ころころ、ころころ
肌触りの悪い紙に包まれて
ずいぶんと劣悪な道を転がされて
半年を終えました
半分寝ているような覚醒しているような
まるで白夜のようでした

作業所のピノキオたちは寝静 ....
 退廃的な茶色い風景は一掃され、どこも白いベールに覆われている。嘘のような本当の話、のような風景がある。
 雪にまつわること。たくさんあり過ぎて語れないほど。雪を心待ちした青年期、悩まされた中年 ....
寒さが冬のにおいを連れてやってきていた
葉はそれぞれに、その存在を主張することもなく
いたずらに冬待ちの時間を費やしていた
そしてそれら樹々や草、虫ですらも
冬が来るということを知っていた ....
 早朝散歩を昨日から始めた。昨日も今日も雨。そして今日は寒く、防寒着を着込んで歩いた。たぶん霧の先の見えない山々は白くなっていることだろう。たぶんだが、この寒さを予知してカメムシの越冬隊がおびただしく ....  現フォ投稿は週一のノルマを期していた。が、最近は登山道除草に追われ、且つ勤務仕事の山林仕事で日々困憊し、活字を書く気になれないでいる。詩などを書いてみようとキーボードを打ち始めては見るものの、まった .... 白い、
そして少し青みがかった雪に身を投ずれば、
はるか昔の少年がいる

そういえば私は昔、少年だった。
と言葉を発する

誰にでもない、
おびただしく佇んだ雪達に向かって

私は ....
汗が目をつたい
塩辛さが痛い
草は水を失い
根無し草を被っている

ミンミンゼミは狂い鳴き
一日のはじまりから終わりまで
命の終末まで生を主張する


夏は終わろうとしていた
 ....
願いが叶わなかった日
遠く、命の向こう側から聞こえてくるのは
ニイニイゼミの声
毛穴から染み入り、毛細をとおって
脳内に聞こえてくる

頭上を爆撃機がかすめて飛んでいた
なのに街は箱庭の ....
田中宏輔さんの山人さんおすすめリスト(38)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
熟睡- 山人自由詩4*23-12-8
冬を旅するために- 山人自由詩7*23-11-26
冬の匂い(捨てられた林道で)- 山人自由詩6*23-11-13
十月末、心の置き場を探す日々- 山人散文(批評 ...5*23-10-22
十六年ぶりに包丁を買う__冬待ち_二作品- 山人散文(批評 ...9*23-9-14
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