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あなたは私の太陽
あなたが妻にと望んでくれたから
私は初めて生きる理由ができた
あなたが行ってしまえば
私に生きる理由はない
それでも言うよ
「もういいよ」と
私の人生、無価値でいい
ゴミ同然
生きる資格なんてありはしない
名も残らず、詩も残らず
ゴミならば
塵に帰ることこそ本望
それでも死ぬのは怖い
生きてないなら死んでいるのと同じことな ....
あなたの居ないところに影は存在しない
さようならは告げた
おやすみなさい
友達を 「伴侶の荷物」と呼ぶあなた
オマエの嘘で俺がどれほど傷ついたか 分かったか!分かったか‼分かったか‼!
あなたにもそんな復讐心があったんだね
苦しめ!苦しめ‼苦しめ‼!
うん いいよ
愛してる
それは最後の嘘
ならば私は殺されるのだろう
顔も名前も知らないお金で雇われた男たちに
深夜、扉が音もなく開く
新しい下着
新しい靴を履いて行ったあなたは
もう
この家に戻る気はない
蝉の脱け殻のように
全てを脱いで
新しい身体に生まれ変わって
生きて行く
きみにあげるよ
きみが望んだとおりに
全部、あげる
その日は朝から晴れるだろう
神々しい耀きが沈もうとする刻
それは始まる
暁く染まった静くが 一雫
茜く沈んだ沈黙が 一雫
赫く咲いた聲なき聲が 一雫
朱く霞んだ無言が 一雫
....
私に相応しいのは「節制」のカードだと思ってた
とおい昔に
愛した人が二人いる
一人は
遠く離れて住む人で
初めて愛した人だった
寂しい人だった
側にいられない私は
「誰でも ....
マリー・アントワネットの斬首を民衆は楽しみにしている
今か今かと待ち構えている
マリー・アントワネットの首が堕ちた時
民衆は喝采した
夜の帳を漂いながら
時の灯りが揺れるのをじっと視ている
紫煙の向こうに浮かび上がる幻は
優しく誘う
ゆっくり両腕をしならせ
白い鳥になって翔んで逝きたい
反らした上半身の柔らか ....
それは 私が死ぬことだ
自分が幸せと思えば
そこは天国
自分が不幸だと思えば
そこは地獄
天国も地獄も自分の心の中にある
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