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鉢植えの
ポインセチアに
夢を見る
物憂い日々に
色褪せつつも
年の暮れ
街に溢れる
煌めきは
路地裏の陰の
迷い子に届かず
不 ....
父さま ふらりと旅に出た
おむすびひとつ 手にもって
あの山こえて ひとまわり
ここはいったい どこやろか
父さま ぼんやりしすぎてよ
きた道わすれて おおまわり
いちばん星が 見え ....
日めくりカレンダーが
風でパラパラとめくれ
ちぎれて飛んでいく
慌てふためく私を
置き去りにして
ひっくり返すことのできない
残り時間もわからない砂時計
私が生まれると同時に
....
天国も地獄も信じてはいないが
死んだらやはりどこかに行きたい
煙になって消えるだけでは
あまりにもさみしいから
海の見えるところに行きたい
サーフィンにも水上バイクにも
磯釣りにも興味 ....
雪が降ってくる
どこまでも続きそうな猛暑の日
日々の熱を溜め込んだアスファルト
太陽で熱された屋根瓦の上で
小さな雪の結晶はあっけなく
蒸発して消えてしまう
しかしそれは少しずつ
....
傘を持たない私たち
雨の止み間に家を出て
降られぬうちに用事を済ませ
日暮れの前に横になる
電気はとうに届いておらず
夕闇のなか汲み置きの
水で身体を清めても
日々の不安は拭えない
....
まあるい命たちが
ぽんぽんぽんと
軽やかに跳ねるように駆ける
陽だまりのなかで
艶々とした瞳
揉み合って取っ組み合って
じたばたとひっくり返る
小さな手足を伸ばして
ころんと横 ....
亡き両親や兄弟の名を呼んでは
途方にくれる
あなたの心の中では
彼らは今も生き続けていて
鳥や草木、岩、風、雲
家よりも山にいる方が好きだった
鳥のさえずりや川のせせらぎを
心が求め ....
何の行列でしょう
いつからやってるのでしょうか
こんな時間だというのに
ずっと通りの向こうまで
途切れることなく
行列が続いていて
手に手に灯りを下げて
歌を歌ったり
泣いたり ....
田中宏輔さんのヒロセマコトさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
12月
-
ヒロセマ ...
短歌
4*
24-12-14
わらべうた
-
ヒロセマ ...
自由詩
7*
24-11-26
五行歌_矢のように
-
ヒロセマ ...
自由詩
14*
24-10-5
海辺にて
-
ヒロセマ ...
自由詩
11*
24-9-13
薄氷の時代
-
ヒロセマ ...
自由詩
10*
24-8-13
明日のエレジー
-
ヒロセマ ...
自由詩
5*
24-5-4
すこやかに
-
ヒロセマ ...
自由詩
12*
24-4-26
さまよいびと
-
ヒロセマ ...
自由詩
9*
24-4-16
パレード
-
ヒロセマ ...
自由詩
10+*
24-4-8
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