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石をつつむ
壁をつたう
伸びていく
一本の蔓は
しなやかに
陽のなかを
炎と雨と風
受け止める
一粒の豆の
一つの芽が
時の ....
○
卵を焼く、
パンを焼く、
炒飯を炒める、
返す、振る、混ぜる、
油を飛ばす、
。
シーズニング
シーズニング
鉄の、熱さよ、
○ ....
ノイズまじりの、
奇妙な音の群れ が内耳を通過し、
撹拌 しながら襞を、 這い回る。
声にならない
壁の向こう側 壊れた楽器たち ....
弱い者たちから死んでいただきましょう。 唐揚げくん1パック¥380にあがったけど買いにいこ。
イヤナラカエレバイインダヨナ?と言った彼の行方は知らない 図書室にいて十五歳たちエイエンニカエレナイカエレナイ
七十の男の口よりハジキでた歯茎だったかはがきだった件
君が揺れている
君の声が聞こえるよ
でも言葉にしない
ふふ
ふふふ
春と
呼んでいるんだ
きらきら
光に舞う
ちいさな ....
気がつけば、
懐かしい歌が僕のなかに流れていた。
昔、よく聴いていたんだった、
J-Pop なんて生まれていない、時代の頃。
一つの恋が終わり、
その残り香にさよならを告げる ....
ひとの あかるい静寂に
三月の 翳りを払い
透き通る 母の微笑みと
掲げられた 父の腕と
誰一人 見知らなくとも
写し出すものを 瞳の中
いとおしいと
めぐるものたちの ....
{引用=ひえびえとする
部屋の冬
ふゆとよぶものか
ぶるぶる
ふるえながら
つめたくなる
部屋のなかで
るびを
ふり
ながら
ふるえだす
たとええない
わたし
の
ちぢ ....
死の山を ふみこえてゆく
死の山を ふみこえられてゆく
死の山を ふみこえてゆく
積み上げられた 石だ
つぶやいている
つぶやいている
つぶやいている
つぶやいている
つぶ ....
{引用=極々ありふれたおーとくちゆーるな
空ははじまりのようにしてはじまり
すっかりなくしていたのではないか
ポロポロとこぼれおちてきた
てのひらには三つの釦
ベージュの淡いまあ ....
東の山より
夜空を高く高く
黄身の色を灯した
地上のMを目指し
するーするー
まあるいのりものがゆくよ
はんばーがー
きみの
口元にけちゃっぷ
したたる窓
つき
....
岩
せせらぎがながれ
葉やはなびらがながれて
風
計量器の退屈を戯れ
・
無が刻印された
....
{引用=施錠された雨へたどりつくまでの足取り
輝ける虚空の大理石に屈服してしまうわたしの
一歩を待つ夜を繋いだ
白熱灯が光る死角を擦れ
吸った湿気る一悶着に
手を打ち鳴 ....
雨
つめたい
銀の雨
腕を伸ばし
手のひらを広げる
空を見上げる
目を開く
降る
地に乾く
私を
すこしづつ
つかんでしまう
虹を風を
雲を
雨
光
....
・が刻印された
塩化ビニールの・を
セルフレジにて・・する
・・主義者の・
について
『新しくない・・主義』より
..
. .agitaromasemenvos
{引用= _/
営靴福追求撃発射為日裏苦憂的幸絶賛痛
....
埋め尽くす虹の。
這う四肢の白の。
計量器の退屈をもてあます午後の
ねむらない
{引用=犬猫たちに売りつけろ
わたしに課せられた使命
マスキングテープのためのコピーライト
わたしの仕事
わたしが社会を企て
会社に貢献するために
騒がしいものたちをだまらせたい
わ ....
途絶え、
、
ニホン
サンボン
ロツポン
キユウホン
みあげる、ソラ の
{引用=そばに岩があり
大木よりちいさい
わたしよりおおきな
せせらぎがながれ
葉や花弁がながれて
野辺に虫や鳥はなき
かたい種を芽吹く
訪れるものを前に
あ ....
一位 静岡県 25200t
二位 鹿児島県 23900t
三位 三重県 5080t
2020年(令和2年)
日本国内における
茶の生産量
https://tea-sanro ....
仕事を終え
帰宅した父は
酒とテレビと新聞で
眠りました
引っ越しの際には
3階への踊り場から
下りていきました
車の運転席に戻ると
静かに ....
嘆く人の呟き
呟きのなかの
きみはきみの
多様を生きる
その眩しさの
一つ眼を閉じ
指に照らすは
その人の見る
つぶやく
となりの人が
つぶやく
一日が
沈む
美しすぎる
ぱすてる
あすへ かえりたい
。
明けの星
大きな鳥が舞う 静かな街
ぼくは飛び乗ったのだ
正しいものを、正しい答えを、正しい何者かを、
真実を探して、 ....
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