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ドラッグストアの駐車場で渋みのつよい緑茶を飲む
苦みが全身に滲みわたっていくのが分かる、まるで赦しの誘い水だ

兄にも、父にも、父性なるものたち皆にも
なぜだろう
謝罪したくてたまら ....
空に、
光るもの。
心がわなわなする。
詩がキラキラしている。まるで星砂のよう。
河原で拾った石は持ち帰ったらおにぎりだった。段々露骨にオゾンの匂いになっていく。
とても慎重に生きていてしま ....
色付いたリンゴの葉っぱに朝日が差していて、とても綺麗だった。収穫されたリンゴの実は軽トラックの荷台に載せられ、ちょうど農協の選果場へ運ばれて行くところだったらしい。勝手口に出て車の掃除をしていると、向 .... ニュートリノを一つ買った

こないだの事もあるから
今度は慎重だ
骨董屋によくその出処をきくと
そこまでいうならと
裏から鑑定書を引っ張ってきた

ほらご覧なさい
この通り小柴先生の ....
今日19号線を松本市へ向かい走っていたら、途中三匹のタヌキの死骸と出くわした。そのうち一匹は道路の真ん中でひどい死に方をしていた。自分の身の丈の三倍はあろうかという腸を、はげしく飛び出させていたのだ .... 詩を書く時、自分の場合どんなふうかを少し書こうと思います。時々、こういう変な気まぐれをおこします。

まず
銀河、という言葉がすきだから銀河ということばをよく詩につかいます。

魚とか青色と ....
曲芸士が
夜なよな食べるのは
形容動詞のサラダ巻き
ナイフとフォークの
かたかたいう音

燐寸を擦ると
燐光一つ分の銀河が
またひとつしぼみ

地衣類と結託した
カラスノエン ....
毎日ではなかったが
うまい卵焼きをつくって弁当にいれてくれた

君のできる最大限のことをしてくれていて
ぼくもそれは同じだった
お互いずるさはあったけど
ぶつかるとどうしても引けなかった
 ....
甘柿が夜のきわ
闇の{ルビ臥=ふしど}に熟れ育つ
不気味な{ルビ馥=かおり}する
琥珀の月影のした
微細の夜霧の芳醇を
みえない腕で
 ....
「いくつかメモ」

誤解を恐れず端的に言うとバランスが欲しい。換言すれば、あれもこれも欲しい。低い水位で流れるのでいい。こういうことを言うのはバランスを欠く要素だからと、すぐに排除することに飛びつ ....
なんだか、時々、こういう風に思います。

現代詩フォーラムに毎日投稿される詩、それから過去ログの詩もですが、嫌な時もたまにはありますが、大体はそれらを一つ一つちゃんと読んでみたいなと思ったり。
 ....
美しいと感じたものを美しいといいたい
全てはそれに尽きるけれど
その思いがどんなに強いとしても
なし得ないいろいろな理由が海のように拡がっている

海に{ルビ喩=たと}えれば海にゆるされ人に ....
詩を差し挟む余地など無いようなぐらぐらした時間がある。

2ヶ月前会社を辞めた時、お世話になった上司に挨拶もせずに去ってしまった。現在に至るまで放置したままで、一番お世話になった先輩には口頭でもL ....
月夜乃海花さんの道草次郎さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
渋みの誘い水- 道草次郎自由詩220-12-4
一番星・オメガΩ___その他- 道草次郎自由詩320-11-23
リンゴを貰う- 道草次郎散文(批評 ...220-11-22
ニュートリノを買う- 道草次郎自由詩220-11-16
イマジネーション- 道草次郎散文(批評 ...320-11-15
詩を書くこと- 道草次郎散文(批評 ...9*20-10-28
銀河硝酸銀- 道草次郎自由詩2*20-10-28
卵焼きの思い出- 道草次郎自由詩3*20-10-26
流れず星- 道草次郎自由詩4*20-10-25
散文三つばかり- 道草次郎散文(批評 ...4*20-10-25
詩を読むこと- 道草次郎散文(批評 ...8*20-9-24
セノーテ- 道草次郎自由詩2*20-9-19
詩人- 道草次郎散文(批評 ...120-9-8

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