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                                   │       ....
                                

                                             かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
  ....
    黒い背中を見ている          つい
                            手は右に折れ
 こ
 れ
 は  ~
               猫の毛 ....
 ,234、ねえ昔は一歩遅れて裏口からついて行くのが審美眼みたいに重宝されて、今では同時にスタートして、いいや、1、231、231、と先にフライングしても許される時代なんだから、置いていかれること ....                      月に葉隠れとはいうけれど
      そぞろ虫の影におびえる酩酊者 

道端で眠る小地蔵が倒れて 
 まだ青い無花果の実が零れ落ちている 

 ....
 これは季節感のない冷蔵庫
   一定の地位を占めるドライフルーツは罪なのであります

森の中で目覚めたまま立ちつくす僕のハムストリング
                          ....
グレーのスーツが似合う彼女は普通のお嬢さんで
普通の家庭に育ち普通に教育を受けてきた
彼氏の部屋は引っ越しをしたばかりで
壁はまだ白いまま放置されて無口のままだ。
 まだ片づけてないけど、 ....
夜風に紙垂がゆれる

 一文字だけの汗

斜影のない自転車を追いかける

       金星はいつも金星で

見上げれば笑う檸檬の月

御前三杯酢をと乾く舌から 季節は巡り
 ....
低気圧を駆け抜けていくオレンジ色の光
曇り顔が灰色から墨色に変わるそれは
、壺を仕留めたせいだろう
きっかけはちょっとした背中の痛み
割れそうな傷口を絹糸で塞いだ モーメント
抗うには遅 ....
唾を吐き出して、溝を入れ換えてみる
(ああ、そうか、悔しいのでしょう、)ね。)
何一つ生まれてはこない、ここ庭の隅で、ですからぐるり
 と囲う柘植の柵をいつまでも見届けるのわ、らわら
右に ....
ヘッセら何をしても見えない壁に阻まれているのだから、なのと、ひとり呟きながら果てのない自慰を繰り返しているカールゥとエリアン。 壁の隙間ではベッドに凭れ掛かり、初老のアラン夫妻がお祈りをすませ床に .... 誰かの風に乗り 誰かの声をきく

そうしたくないもの そうなりたくはないもの

  覚えているかい
小学校の夏休み みんなで寝泊まりした教室の匂い 擦り切れた廊下の窓ガラスの向こう
お ....
 
 追いかけては払い 戻され
       血の渦が逆流する
 沼地に咲く菫 六月の花瓶
   雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
  ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ....
 
描くのは額縁があるからではないのだ
  に切り取るもの

詩をなめる
         同じく         虫眼鏡
  色の点点     あ、あ
 あたまの中では白い       ....
引き出しの中にも眠る
掬われないまりうすの舵
印影の消えた朱肉をいつまでもはなさない
無駄に広がる玄関の扉開けば山河原の礎石が
角松と放置されたここには誰も居ないという証なのだ
盥いっぱ ....
(うしろの正面ダアレ)

、いきなりですが
羽根を持ちあげては殺しあう

郭公が鳴いた

鏡に映るのは化粧の白い羽根

声音を十二階変化させ
モノマネをする

知らない
 ....
御存命でしょうか
なんて言われたらあなたはどうします
餌が鳩を縛るまま
衰退は止められなかった、と
御存命でしょうねたぶん
ただ、絵筆に描く人が見あたらない
それが哀しいのです

 ....
右へ直角に折れると行き止まりで
/引き返してまた右へ折れたら
これは売り物ではないのです。と、
店員さんに断られたよ。
やっぱりお安くなってない、バカはいつも戦車を欲しがるんだ。
トイレ ....
釘は六寸に引っ掻いた胸の痕跡
左は股の付け根から膝がしらにかけて
合わせて一尺近い縫い込みの跡が盛る
想像するリアル怪人(例えばフランケンシュタインとかゾンビだとか)
切り裂き息を吹き返す ....
ひっくり返した中華鍋の底に毛が三本
渋滞ならほどけるまで待つそれが男の心意気さ
貼り付いたのは縞馬/海面の緑
うちあげられているタグの思い出
焦げ付いた模様をチラつかせ
おまえは自慢のヨ ....
苦行とは、なにをもって苦行にも値するのだろうか
ほんとうの苦しみとは如何なる場合を指し示すのか
またよろこびとは、救われることのみにおいて真実なのだろうか。
他者とは己自身とは

何気な ....
紅茶山に陽が隠れて
キャンプを張るには少し肌寒い夜だった。
焚き火の根元をいじってるとムスコが問いかけてきたのだ。
(ねえ、法王様と天皇様ってどっちが偉いの?
枯れ枝で炭の棒を探る、こすり ....
「生活習慣の改善」
捨てたのだ。躰を
鳴き声に眼が覚めて、土の魚は焼かれた。
そして人間は泡から生まれたと水はいう
それは泡に生まれ変わるのだともいう
気になるのは置いてきた框の景色
 ....
散々暴れまくった台風が過ぎ去って、
旧竹藪の跡地にあった交番のおまわりさんがいなくり、
ときを同じくキャンプに来ていた少女の一人が消えた。
後から自衛隊の隊員や消防の隊員たちが捜索にやって来 ....
新しい土地に新しいお花畑ができて、僕はその中のひとつに夢中になった。
Aeという淡い脆弱で美しい花だった。

新しい土地にはたくさんの花びらがやってきて、そのうち茂みの中からたくさんの雑草も ....
政治か?権力か?すべては権勢側からみた言葉の綾だよ、きみ。反社会的な行為にも理由があって、これが善かろうが悪かろうがただの脅しならば、そりゃただの暴力という訳だわな。あはは。笑。ということで、椅子 .... 前歯を光モノに替えてやろうと思う
「ピカリ、が眩しいだろ?スズメ
奥歯の歯周ポケットから小銭が溢れだして
それを溶かせばいいだけのお誂えさ
ここだけの話しだけど 」
使えば使うほど ....
おぼろんさんのアラガイsさんおすすめリスト(27)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白髪博士「空白に強張るわたしの指先」- アラガイ ...自由詩4*24-3-21
やわらかにも- アラガイ ...自由詩7*24-3-19
TEXTURA- アラガイ ...自由詩5*24-3-19
、ぐるぐる巡る- アラガイ ...自由詩6*24-3-17
いやおい- アラガイ ...自由詩14*24-2-18
WAKE.UP.TO悪夢- アラガイ ...自由詩12*24-2-14
白い壁の女- アラガイ ...自由詩6*23-9-22
晩秋- アラガイ ...自由詩16*22-10-16
詩人というそのおもさ- アラガイ ...自由詩4*22-5-12
一平米の憂鬱- アラガイ ...自由詩7+*22-4-9
クウォーク&ラン- アラガイ ...自由詩4*21-4-11
夜ネ_風に- アラガイ ...自由詩14*21-3-30
母の死- アラガイ ...自由詩5*20-2-15
エロスと空間- アラガイ ...自由詩9*20-2-11
葉牡丹の枯れる- アラガイ ...自由詩8*20-2-9
郭公- アラガイ ...自由詩7+*19-12-18
失地- アラガイ ...自由詩13+*19-12-15
ハナちゃんに線香飴の季節風~ペロペロキャンディ~- アラガイ ...自由詩3*19-12-11
昔怪人と呼ばれていた男は七面鳥に惚れる- アラガイ ...自由詩11*19-12-6
水鳥の楽園- アラガイ ...自由詩3*19-11-27
dharma,words「法語カレンダー」- アラガイ ...自由詩8+*19-11-26
密会「小寒い艶話」- アラガイ ...自由詩9*19-11-25
覚醒家- アラガイ ...自由詩13*19-11-16
ランプシェードとお巡りさん- アラガイ ...自由詩4*19-10-19
風媒花No.2- アラガイ ...自由詩4*19-10-19
反社会的人物- アラガイ ...自由詩3*19-7-6
プラチナ- アラガイ ...自由詩10*19-5-27

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