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夜の澄んだ空気にあてられ

街を歩いて湖畔に向かった

ざわめく気持ちに呑まれながら

歩みはただ疾さを増して


静寂の水面が鏡となる

自分の姿をそこに映して

湖島の闇 ....
茜色の煉瓦の校舎のドアが開く

貴女がその向こうにいるのが分かる

貴女もドアを透かして認知してる

「ああ、いるね」「久しぶり」

何も謂わなくとも全てを理解している


世界 ....
星の異なる空の下で

君の義理は通じぬだろう

潔癖さに救われる人もいる

けれど君はどうだろう


その夜の街は薄幸を灯して

優しい諦めが人を包んだ

誰も悪くないなんて ....
おぼろんさんの静さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の湖畔で- 自由詩522-10-23
奇跡- 自由詩122-9-15
星の異なる街で- 自由詩122-9-15

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