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私があきらめた点滅に
高齢の男性が
吸い寄せられていく

街では
たいていのことは
ビルが見守っている

不慣れな人間も
やがて
祈らなくなる

だから毎日
違う流れをしなく ....
目に見えない
何かに別れを告げて
大海原に浮かんだ
別の次元に飛ばされ
また戻って来たのだ

今は砂浜に顔をうずめたい
まだ少しも陸が見えないけれど

陸があっても
砂浜はないかも ....
たんぽぽの綿毛とんでゆく
私がふーっと吹いたから
可愛い茎を
一番上の引き出しに入れて
鍵をかけるんだ

それでも
引越しのときに
机は置いてきた
砂だらけの空き家に

春はきら ....
八五郎さんの木葉 揺さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おどろく準備- 木葉 揺自由詩319-6-6
波の揺れるままに- 木葉 揺自由詩210-6-22
たんぽぽの季節- 木葉 揺自由詩710-4-22

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