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相合の傘
二人は肩を並べて歩いていた
その時
勢い後ろから車が走り過ぎた
何の配慮もなく
水しぶきをあげて通り過ぎたから
外側を歩いていた人は水を被ってしまった

お互いが好きあい
 ....
うんこのような詩でいい!
いいじゃないですか!

詩情..それは排泄欲でしょう

そう思いませんか?

うんこのような詩がいい!
それがいい!

あなたは何を食べましたか?

 ....
湖がふるえていた
さびしい さびしい と
だからぼくは
君が残した爪痕をさらに抉って
その傷口から赤い鱗の鯉を
そっと放ってやった

かすかに海水の混じるそこで
長くは生きられないかも ....
永遠は信じない
君はそう言ってわらった
綻びある命だから
そう言って本を閉じた
セックスが終わって
虚ろな闇だけがのこった
雨の音と吐息と
汗に濡れた髪が冷たくなって
夏のなかに夏を失 ....
私一人のせて
窓辺に月が一緒に走る

「どこでも止まりますから
声かけて下さい」

懐かしい声が
十年の時を超えて来た

少し前なら
このまま地球一周とか
時よ止まれとか思っ ....
どうか僕の心臓を
もらってくれないだろうか
ぼくの血ではなく
きみの血を通わせてくれないだろうか

まい夜まい夜
ぼくはぼくの心臓が泣くのを聞く
自由にして 自由にして と
君の声で泣 ....
私があきらめた点滅に
高齢の男性が
吸い寄せられていく

街では
たいていのことは
ビルが見守っている

不慣れな人間も
やがて
祈らなくなる

だから毎日
違う流れをしなく ....
目に見えない
何かに別れを告げて
大海原に浮かんだ
別の次元に飛ばされ
また戻って来たのだ

今は砂浜に顔をうずめたい
まだ少しも陸が見えないけれど

陸があっても
砂浜はないかも ....
たんぽぽの綿毛とんでゆく
私がふーっと吹いたから
可愛い茎を
一番上の引き出しに入れて
鍵をかけるんだ

それでも
引越しのときに
机は置いてきた
砂だらけの空き家に

春はきら ....
八五郎さんの自由詩おすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
相合の傘の下には- こたきひ ...自由詩519-7-4
詩作- 幽霊自由詩119-7-4
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永遠- 両性具有自由詩119-7-3
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