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見える 私 何か
乳褐色の空
怨恨と
怒声に満ちた
僕達の終の寝床
叩く 私 何か
たたく たたく
たたたくはたたく
たははくはたはく
噛み切るように絶望のように
唸る 私 ....
家を出て 当てもなしに歩いた
道を渡り 林を抜けただ独りで
ふるさとを 遠く離れて来てしまった
戻ろうにも 路半ばを過ぎてしまった
柔らかな陽光は悴んだ掌を宥めた
のどかな南風は凍っ ....
TwoRiversさんのGiovanniさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
見える_私_何か
-
Giovanni
自由詩
6*
21-5-21
春に賦す
-
Giovanni
自由詩
8
21-2-28
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