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一輪挿しの花を
わたし達はただ愛で
やがて枯れたならば
裏の畑に埋めて

忘れてしまうでしょう
なぜ、忘れてしまうのでしょう

そうして人々はまたこともなく
明日の朝を、明後日の夕 ....
誰もがそれとわかるように
名前をつけてみましょうか

花と名前をつけます
蜂と名前をつけます
光と名前をつけます

だけれど君がそれを指さすとき
花と戯れる蜂や蜂と戯れる花を
輝かせ ....
ほら、樽のなかでお眠りなさい
煩わしいすべてをわすれて

檸檬かしら、いえ、林檎でもいいわ
樽のなかを香気で満たしてあげます

息を潜めて、あ、とも、うん、とも
言わないで猟犬を連れた ....
秋良さんの帆場蔵人さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花の墓_(改稿版)- 帆場蔵人自由詩319-4-25
沈黙のなかで- 帆場蔵人自由詩18*19-2-14
樽のなかの夢- 帆場蔵人自由詩7*19-2-4

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