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光が充ちて来る
悪夢の奥から
光が充ちて来る
足場は崩れ
まさに死の淵
その時肩を揺すぶられ
目覚めて見れば顔が浮かぶ
灰色工員帽と蠢く闇
部屋の白壁が唐突に
無機質顕にのっぺら ....
瓦が白く光っている
烏が一羽とまっている
広がる朝の光の中を
烏と瓦が交わっている
互いの輪郭守りながら
光の海を泳いでいる
懐かしい未知は
遠く空へと続く道
気流の音が鳴り響く
大気圏を通過して
桜色した巻き貝の
トンネル抜けて
帰還します
奥まった意識に
盛んに響いて来るものよ
おまえは鮮明な輪郭保ち
独り存ることの透徹を
直接魂に伝えて来る
この思考透き通る十一月
寄せては返す波のように
おまえの響きは親密に
おれの ....
風の透き通った匂いがする夕べに
螺旋階段を昇っていく
未来から到来する
未知の響きに耳傾けて
優しく渦を巻く木霊の調べに
螺旋階段を昇っていく
ああ 青空が広がっている
ああ 雲が流れていく
ああ 子供たちの行進だ
あなたは喫茶店でアイスコーヒーを飲んで
独りになった朝は如何ですか?
眼差しは途方に暮れて
ああ ....
ぼうっと過ごしている
この午後の一時を
自動車の走行音
黄金に照り輝く瓦
微かに揺れる送電線
何処までも澄み渡る蒼穹
この私が今此処に存ること
この午後の一時を
ぼうっと過ごし ....
宇宙の冷たい感触が 朦朧とした頭に響く
世界の一様な無表情が 奥まる意識を取り巻く
(フォークとナイフがぶつかる音、砕けるグラス)
世界は今日終わるかもしれず
それなのに宇宙は爆発と沈黙を貫く ....
雲の切れ間から
青が光って覗いている
俺はくたびれ脱力して
道端に腰掛けている
わけの分からない宣伝カーが
ゆっくりと通り過ぎて行く
ひんやりと動かない空気
傾きかけた太陽
何も変わら ....
何者かに肩叩かれて目が覚める
誰も居ない夜闇に腐臭が漂って
布団のなか嫌な汗かき死を拭う
月に行く夢に沈んで死の予感
漆黒に光る波間に浮かぶ声
枯れ葉舞う夏曇りの空の下
あおいみつるさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(161)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひかり
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ひだかた ...
自由詩
8*
18-11-4
朝の光景
-
ひだかた ...
自由詩
6*
18-11-4
巻き貝
-
ひだかた ...
自由詩
16*
18-11-2
詩作・続
-
ひだかた ...
自由詩
7*
18-11-1
詩作
-
ひだかた ...
自由詩
6*
18-11-1
喫茶店にて
-
ひだかた ...
自由詩
5*
18-10-31
二階の窓(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
11*
18-10-28
無表情な感触
-
ひだかた ...
自由詩
10
18-10-23
道草
-
ひだかた ...
自由詩
13*
18-10-18
病魔
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ひだかた ...
俳句
5
18-8-22
夢現
-
ひだかた ...
俳句
6*
18-8-20
1
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3
4
5
6
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