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乾いた靴がまた濡れ始める頃
少女はもう一度溜め息をついた
外では雨が降り続いている

柔らかな毛布が本当に好きで
夕方が来る前には眠っていた幼少の頃

いつの間に踏んだのだろうか
 ....
湿っぽい白に街全体が覆われる
寂しげな鐘の音がして誰かが振り返る
彼女はヘッドホンに耳を押し当てて
向こう側の金色に飲み込まれていく
たりぽん(大理 奔)さんの小禽さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青い葡萄- 小禽自由詩4*08-5-6
くもり- 小禽自由詩4+*08-5-6

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