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  きょう、一日
  ジャンプを読んでいただけだった
  雨が降っていたし
  だれかに会いたくなかったし



  馬鹿みたいだ
  本棚の辞書をひけば
  こんなにも近い ....
  おっぱいは最後がいい
  まずはくちびるからがいい
  それからうなじの匂いを嗅いで
  おなかの温度に埋もれるのがいい
  おっぱいは最後がいい
  まるでそこに興味がないよう ....
  やさしいだけの今日が
  昨日と同じテーブルに載った



  たがいちがいに席につく
  憂鬱はしずかに揺れる



  満たすだけが心ではないのに
  くりかえす ....
駅のホームからは街が見えていた。
帰り路を急ぐ人々の顔は互いにひどく似ていた。
廃ビルには、昔の記憶が地層のようにこびりついていた。
一日ぶんの影が、街じゅうの屋根という屋根に覆いかぶさ ....
  

  爆音も何処か哀しかった
  ごつごつとした手のひらで
  けれど子どものように遊ぶ指で
  かれのギターは夏をいつくしんでいた



  いつかかれが詩に書いていたが
 ....
  沈黙の果てに
  静寂は
  ない
  世界と
  切り離された
  闇も光も
  届かない場所に
  それは
  あるだろう



  僕が
  望むことは
 ....
  思い出すためではなかった
  あの日 あの時 あの場所で
  明るい夏の陽を浴びたのも
  あのひとの横顔に
  静かでみじかい恋をしたのも



  語るためではなかった ....
たりぽん(大理 奔)さんの草野春心さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
勇気- 草野春心自由詩111-8-6
おっぱい- 草野春心自由詩12*11-3-21
食卓- 草野春心自由詩509-3-1
東京の地平線- 草野春心自由詩309-2-23
物語の夏—真島昌利に- 草野春心自由詩1*08-10-21
静寂- 草野春心自由詩408-5-25
夏の陽- 草野春心自由詩407-1-30

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