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青い月が遠くから見ている
私たちを
真昼間の
ふとした瞬間
あらゆる雲がなくなって
夏にはニッコウキスゲが咲く
あの稜線があらわになって
その雪肌を見下ろすように青い月が
遠くの空の上 ....
あなたの手はいつも潤っていて僕は戸惑ってしまう
涙みたいだ
そう思った
あなたが生きている時間の中には
行き場をなくした幼魚の群れが泳いでいる
おそらく何万という幼魚の群れであなたはでき ....
なくしてしまった
ちいさなものを
どうしてもあたためたくなったので
ぼくはふゆのひざしのなかをあるく
ぼくにながれてくる
このふゆのひのかぜは
かなしいおととむなしいたいおんで
ぼく ....
たりぽん(大理 奔)さんの黒田康之さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新年詩二〇〇七
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黒田康之
自由詩
9
07-1-2
さまよえる幼魚の骨
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黒田康之
自由詩
5
06-3-30
ちいさなもの
-
黒田康之
自由詩
2*
06-1-17
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