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 掠れた日差しに 傘をすぼめて
 貴女の唇にすわりたい
 悲しく 梅の花が路を塗る
 あさの雨の うその雨の
 やがて間遠な 瞼
  おちている光を
  うさぎだと思った

  そうきみに言った
  商店街の 黴だらけの夜
  ぼくたちはネズミだった

  もうぼくをすきじゃないと
  うちあける瞳を ぬ ....
Giovanniさんの草野春心さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
唇と瞼- 草野春心自由詩422-7-2
うさぎ- 草野春心自由詩322-1-2

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