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笹船に灯を乗せて、炎の河に流す、
依り代のない鎮魂の想いはいずこ、
反射的に何を言うのでもなく、
奉げられた言葉を心が飲み込む。
嚇怒のような雨、
嵐は血と涙に変わり、
これは神罰? ....
ちぢれた{ルビ髪=かみのけ}が肩にかかり、
そのひとみは幻のようにとおくを見つめ。
装うこともなく、荒れた手は、
彼方のなにものかを追うようにかすかに持たげられる。
偉人を生みおとした晩に ....
花園は雨に憂えている。その{ルビ間=なか}を、
ミツバチが叫びつつ、跳ねめぐっている。
幾百もの花が、その実をちらしている。
地は、しゃがれ声とともに水をながす。
湖は{ルビ水煙=けむ ....
かれん。もくせいのはながさいたの。
かれん。ちいさなゆきのかけらだわ。
かれん。せっぺんのようにちらして。
かれん。ひくいしろいひざしのなか、
かれん。かたちとかげがとけたんだ。
か ....
Giovanniさんの朧月夜さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
sonnet
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朧月夜
自由詩
2*
20-8-18
sonnet(肖像)
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朧月夜
自由詩
5*
19-10-21
sonnet(雨の日)
-
朧月夜
自由詩
5*
19-10-21
etude
-
朧月夜
自由詩
9*
19-10-16
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