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その瞳
若葉を追いかけ
揺れていた
琥珀に映る
車窓の眺め
セロファンを越して会いたい真実も嘘もおまえの言葉なら良い


存在が薄まるきみが遠くなるパーカーの(柄)(色)(かたち)さよなら


先生は、いヽえなんでもありません
くっき ....
蚊柱が含む陽光 梯子のよう 風に溶かした魂がゆく


残業で疲れた身に最後の仕事 貼り付いた蛾を振り払い部屋へ


雀蜂 拳と同じ大きさに驚き 子供は動きを止める


牛乳 ....
2階から猫の談義を見下ろし今夜もけむりで風向きを知る


声のない月の嘲笑をそばだてはっこう中のスープをすする


水金地火木土天海のスイッチで産まれる光の卵
チューリップの茎切り落とすきみひとり満たしきれない刑罰として

明日から黄色い花のカップにはお日様だけをそそぐと決めた

春の日と呼んでみたけど私の影はきみの影よりずっと寂しい

長す ....
渚鳥さんの短歌おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
少女- レタス短歌216-5-28
ぼくは希薄でかわいい- 初谷むい短歌1116-1-6
羽虫- 深水遊脚短歌4*13-4-28
光の卵- 中川達矢短歌212-12-20
チューリップ刑罰- 黒田康之短歌8*05-11-11

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