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錯乱
咲き乱れ
    風に舞う舞う
    花吹雪
狂おしく舞え
狂おしく散れ
    桜
    錯乱
    咲き乱れ
        闇まで染めよ
        夜 ....
宇宙のはての匂いがする

白いキラキラした星屑を溶かしていく

ブラックホールをかき混ぜる

それを胃の中で

ビックバンさせて甘い顔する君は

悪魔かい?
「缶ビール飲みながら
 つけっぱなしの深夜番組を
 BGM代わりに読む
 免疫学入門」

「ねぇ読んで
 読んでほしいの
 あなたに
 免疫学入門」

「病院のベッドで
 吐いて ....
好むところのものは人それぞれ
とにかく芋虫を愛でることにおいて人後に落ちない姫君あれば 一方
天守閣から身を乗り出し

城下の賑わいに消え去るまでは、ずーっと
虹を飽かず倦まず眺めつづけてい ....
はぶらしをもってきて
といったはずなのに
あなたがもってきたのは
はらぶしだった
おなかにいるぶし
とてもちっちゃくて
おい、きたろう
とかんだかいこえをだした



はぶら ....
群集の中で
ぼくの右足は
冷え切った
アスファルトに埋没する

群集の中で
ぼくの右腕は
浮遊しながら
手探りをしている

ぼくの叫びは
都市をすり抜け
郊外の鉄塔に砕け散る
 ....
娘が泣いている
泣きながら
ピアノの練習をしている
泣くほど嫌ならば
やめてしまえばよいのに
と思うのだが
娘は泣きながら
ピアノの練習を続けている
泣くほど嫌ならば
やめてしまえよ ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
覚えてる
迷ったときの指先のちょっとした仕草とか
暑い室内でむっと漂ってきた身体の匂いとか

正午、君がサイレンの口真似をすると
僕らは作業を中断して
いつも小さな昼食をとった

今日 ....
白く光る雲が流れていく冬空。
夕暮れの橙色が水色と混じり合って、それは綺麗。
烏の群れが西の空へ向かって飛んでいきます。
帰る場所があるの、良いね。
冬の短い日が暮れるのは、何よりも寂しい ....
今日も行くわよドラッグストア!
新製品が目白押し
入り口近くでドリンク剤が
横目で誘惑してくるよ
エステティックはT○C!
そうは言ってもエステは高い
ローン組んだらつぶれたなんて
よく ....
なりゆきで くちづけて

たわむれに だきしめて

とりあえず むすばれて

なんとなく うとましく

しかたなく うちすてて

きまぐれに おもいだし

すこしだけ かなしん ....
 コンビニで買ってきたポテトチップスをテーブルに撒き散らして
 両足で踏み散らすのが僕の恋人。
 それを食べるのが彼女の恋人の僕。
 僕は犬だから、彼女はショーペンハウエル。
 ....
8つのおとうとは
私が夕飯時になっても
食卓に来ないので怒っている

8つのおとうとは
私を呼んでも返事もしないと
私の部屋のドアを蹴り
「何か悲しい物でも、隠しているのか」
と問 ....
真実の愛は
一つだけだと
恋する度に思うけど

それは一度無くすと
二度も三度も
無くなってしまって
勿体ぶっていた
自分が馬鹿みたいなので
愛の安売り
始めます

愛をぶ ....
たぶんみんな知っている
本当は女のアレの中に男のアレが入っていないことや
男のアレに添えた手の裏側に白い液体入りのスポイトが隠されていること
つまり薄いに越したことはないけれども
丸見えを望ん ....
今すぐお前はひざまずいて許しを乞え
そう言いたげな世の中である

巨大でどう猛な牛が血を飛び散らせ
倒れる姿が見たい
そいつは知力と情報を角に蓄えて
ひたすら暴れ駆け回る
俺を目ざとく見 ....
バス 食いてえ
ツートン・カラーとか たっぷりの水分を含んだ 薄皮に包まれて
タイヤは曲がったゴムの匂い うは やっぱり
バス 食いてえ 
運転手が禁忌する交差点の手旗信号
それ ....
ピアノの上に跨って横から弾いてごらん
そう横から縦にショパンのエチュードを弾くの
指の動き早い早い早い
ねえどうやって弾いてるのねえちょっと見せて見せて
すごいよまるで曲芸だね
ねえわたしも ....
公園は散らかっていて、とてもきれいだった
それにさくさくと音まで付いてくる

紅葉も黄葉もその他いろいろも
カラフルで
道を進めるのが楽しい
何のいわれもなく
常緑樹がつまらなく思えて
 ....
シュガーポットに指を突き立て
どんなに
左右を探っても

あなたにはわからない
甘さも
闇も

そんなふうに

たぶんあなたは間違っている
とらえる場所を
こころを

さら ....
恋はナマステあたためて
君をナマステうけとめて

見つめてナマステ
そのままで

いつでもナマステ
そばにいて

ゆるしてナマステ
いかないで

みだれてナマステ
一つになっ ....
サカナになってみたいけど
なれません

トリも むりです

ネコには なるひつよう
ないかもしれません

イヌになるのは
かなり いや

サルには
ときどき なってます
男には
オレ

わしとか色々な呼び名で文字地平を歩けるのに
女の子は私とかしかなくて、あえて僕と書いたりすると女の人が言ってたので
うむむ、わからん
でも男も辛いのよ
なんて
これは ....
btqhd氏は明け方の空を見上げて口吻をねじまげメタンガスを
含有する吐気を噴出した。氏は恋に悩んでいる。16人の氏の恋人
が揃って氏を紛糾するのだ。氏は16人の恋人すべてを愛していた。
その姿 ....
君の町まであと何百年かかる?
僕は宇宙服を着込んで銀色の砂漠を
君の町まであと何百年かかる
目を閉じて考えようとする愚か者
横浜に雨がふっていて
新宿に虹がかかる
そう あのデカい蜃気楼
 ....
朝が来ない
のは太陽のせいじゃない
星が
もう少し輝いていたいの
と言っている


波が
寄せては引いていく
その狭間で
砂浜が
こんにちは さようなら
の繰り返し
 ....
赤い実食べて小鳥は赤くなった

青い鳥は青い実食べた?

そんな童謡があったよな



素敵な人になりたいから

素敵の実を探してる

だけどどこにも見つからない


 ....
わるいことがあった日は
たまごを100個
ゆでたそれの殻を
むく
そうなさい、と
むかし誰かに言われたのだ
けれど
誰だったかは
わすれた

殻をむくのは
夜じゃなくっちゃいけな ....
透明な言葉を{ルビ食=は}み
壊れかけた空を仰ぐ。


春の木洩れ陽
真夏の夕方
秋のそよかぜ
真冬の午后
一年は短くて遠い過去だ。
ピアノの音ももう聴こえない。
同じ春など来 ....
385さんの自由詩おすすめリスト(87)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜・錯乱- 塔野夏子自由詩4*05-4-5
コーヒー- くしゃみ自由詩6*05-4-5
免疫学入門- 大覚アキ ...自由詩505-4-5
虹がひめ- 吉岡孝次自由詩205-3-28
はぶらし- ピッピ自由詩1005-3-28
オーガニック・ポエム- 043BLUE自由詩105-3-22
ピアノレッスン- 大覚アキ ...自由詩505-3-7
滑らかに廻り続ける欲望の輪- 大覚アキ ...自由詩126*05-2-27
サイレン- たもつ自由詩3605-2-16
カムパネルラ。- 有邑空玖自由詩9*05-2-13
ドラッグストア!- チアーヌ自由詩16*05-1-23
ねがわくば- 大覚アキ ...自由詩405-1-15
僕らの『凹凸』。- カンチェ ...自由詩805-1-12
おとうと、怒る- 月山一天自由詩1505-1-9
LOVE_BARGAIN_STARTS_TODAY- 月山一天自由詩6*05-1-6
モザイク- 古溝真一 ...自由詩1704-12-5
闘牛- 紀ノ川つ ...自由詩504-11-8
バス食いてえ- たもつ自由詩1404-11-7
甘いスープ- チアーヌ自由詩804-11-4
変化- 半分自由詩2*04-10-31
私の欲しいのは指じゃない- umineko自由詩604-10-31
恋はナマステ- 不老産兄 ...自由詩304-10-30
どうぶつ- こむ自由詩5*04-10-27
フレル- 石川和広自由詩3*04-10-26
16とそれからもうひとつ- 佐々宝砂自由詩304-10-26
君の町まで・使い古したアナザー- 示唆ウゲ ...自由詩604-10-22
小声- 桜 葉一自由詩304-10-21
「_素敵の実_」- 椎名自由詩104-10-21
たまご- 望月 ゆ ...自由詩9*04-10-21
空を仰ぐ。- 有邑空玖自由詩1*04-10-19

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