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いつだって、
手の届かないものを欲しがる、悪い癖。
あの光に過去を思い出そうとしても、
それは凡て幻です。
夏になれば、
夏になれば、
夏になれば、
夏に、ねえ、
....
白く光る雲が流れていく冬空。
夕暮れの橙色が水色と混じり合って、それは綺麗。
烏の群れが西の空へ向かって飛んでいきます。
帰る場所があるの、良いね。
冬の短い日が暮れるのは、何よりも寂しい ....
透明な言葉を{ルビ食=は}み
壊れかけた空を仰ぐ。
春の木洩れ陽
真夏の夕方
秋のそよかぜ
真冬の午后
一年は短くて遠い過去だ。
ピアノの音ももう聴こえない。
同じ春など来 ....
センレツナ
キオクダケヲノコシテ
キエテシマイタイ
これきりにしようと云って
飲み込んだ言葉は届かない誓い
夜の闇にも 朝の光にも
世界が終わる兆しはなくて
いつだって同じ毎日だ
朝顔が咲いています。
緑色の葉は光を蓄え ....