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"Welcome to Strawberry Time!"
2年後の新たなシングル。
松田聖子が髪をおさげにして
脚光で躍る。
楽団が高まる。
1987年の春。
彼女の ....
さき程まで空にたくさん
色とりどりの風船が舞っていたのに

夕暮れになり
北よりの冷たい風が
静かに吹き出した頃

不気味な雲は音も無く近づき
突風をかます

構える姿勢はとれ ....
インフルエンザの予防接種も
レーシックを受ける人も
信じられない
そういった君の足元で
細い小枝が折れる

冬がやってきたから
この森にも
早い夜の始まりを告げるように
針金のような ....
その響きと
余韻しか知らない街で
親しく投げ交わされ
胸にぶつかっては
つぶれて香るトマト
ことこと煮詰めたソースは
ちょっとどころか
すごく甘くて
ふわふわした湯気のなかで
舌がト ....
見失った起点をとりもどすための儀式。なぜそれが必要なのかはわからないけれど。ホームから(赤い)傘を放って、虹を呼ぶ。虹は来る。(生き物のように)。雨は去る。対になろうとする、ことば .... なんで千切れていたのかな
あのバス停には、蝉のからだがおちてた
きっと、
もう何回も死んだのだとおもう

されるがままになっている時は、
「どうかあなたに触れさせて」と手を伸ばしてる気持ち ....
A fond, A fond,
もっと 振って もっともっと

どこか遠くへいきたいな
おねえさんがそうつぶやいたのを聞いた時
世界には
どこか遠くがあるのだと知って
突然、彼女はあこが ....
手はくりかえし空を混ぜた
遠くなり 近くなり
ひとつの重なりにはばたいた
触れる色 触れる音
傷のような軌跡に満ちた



溶けては響きと光になった
水と水をつないでいた
 ....
 
トンネルに入ると僕と弟は息をとめた。
車窓越しに流れていくオレンジ色のランプをながめていた。
出口はまだ見えない。

出口が遠くに見えはじめた。僕と弟は苦しくなりはじめ、
父はアクセル ....
嵐のいった後はいつも
いろんなものが電線に引っかかっていて
奇妙な陰だとか
擦り切れた音だとか
さっきまで巻かれていた自由なもの
全部
西日を受けてしなだれている

多分みんなが
風 ....
1.

シナ子

今、列車に乗っている
田舎に帰る
トンネルに入るとヒューィって音がこだまするの
それは列車の車輪の音
昔よく吹いていた草笛にも
車掌さんが切符を切る音にも似てる
 ....
みんなに嫌われた日は
母の やきそばにくるまって
少し テレビを見る

母は やきそばをもうつくらないので
15年前の
とり肉入り のかけら

やきそばに とり肉は合わないと
ずっと ....
カワグチタケシさんの自由詩おすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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A_fond,_A_fond,- 藤坂萌子自由詩609-2-20
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