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とてもちっちゃなテーブル
だけどぼくのテーブル
幼い日は僕のテーブルなんてなかったんだ
いまは大切なものをそのテーブルに展げたりして
東京下町大衆酒場ノ味
と銘打ったトーキョーハイボ ....
ぼくときみの邂逅が46億年の証明ならそれでよいのだろう
だけど君の背中に羽がついていないのはぼくのせいではない
そういった羽を供給する会社の社員ではないのだから
ぼくは優しい気持を維持できな ....
ぼくの朝は完結しないつめたい夜を引きずってはいない
ぼくの大腸は閉塞して夜をためこんでいたけれどもね
カーテンを引くと天使はねぼけまなこで羽ばたいている
窓からのぞくと景色のはじに満開の桜の ....
僕がサラリーマンだった頃
自称自由人らしき若者に侮蔑されて
僕が学生だった頃
就職組から学生なんて甘いよと言われて
結構傷ついて考えたあげく
僕は鳥になって
いつか誰も知らない ....
さびしい道化師は
観客のいないサーカス小屋にひとり
空中ブランコや象の玉乗りの夢を見る
もう雇い主なんていやしないが
故郷にかえるまえに思い出にあいにゆく
もう料金箱にはどんな人生も ....
疲れた心のためにインスタントコーヒーを一杯いれる
僕は悲鳴こそあげないが
なんだかいつもテンパっている
60〜70年代に掲げた自由ってなんだったのだろう
敵はいないし仲間もいない
....
きみとなにかを分け合う様に生きていたいとおもう
からっぽのカゴの自転車のままで自由を走ろう
所有することなしに生きてゆくことも良いのかもしれない
手にするものすべてはさよならをはらんでいるか ....
極道にも夢があり
極道だってポテトチップスをたべる
極道だって恋を恋して
鉛筆を舐めて可愛い日記をつけたりもする
極道だからといって
必ずしも横道に逸れるわけでもないのだけれどね
....
月曜日は買い物日和だ
砂漠の中のショッピングセンターへゆこう
遠くの部族が集まる日曜日よりはましだから
きみの前髪を上手にきってくれる人をさがそう
くだらない思想でこころを壊さないよう ....
何処にも届かなくていい
誰にも関わらなくて
何の問いもないが
ただ在ることを想う
ダーウィニズムがもたらした
革命にしたがおうとおもう
忙しい自分は本当なのだろうか
ぼくはい ....
やさしいかぜがふいている
たのしいおんがくもながれている
ぼくはどこへゆくのだろう
せいしんろんがきらいで
むぎのほのようにじゅうじつして