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熱視線が背中を貫く
ラムネの泡であるかのように
弾けて飛んだ笑顔の片隅
人知れずこびり付いた
青いベタつきは
一瞬にして乾く
嗚呼
一瞬にして乾く
ひらりと紺の戦闘服が
非常 ....
時雨の後退り
窓が泣くような音がする
時雨の後退り
窓が泣くような音がする
時雨
の
後退り
窓
が
泣く
ような
音
が
する
時雨の後退り窓が泣くような音が ....
人に言えない病を抱え
ぐっと歯を食いしばる
漢方薬は美味しい訳も
当然ない、当然ないにも関わらず
幸福感で満たされた
白昼夢のあなたのように
嘘をついていくのです
あれからいくらか時 ....
釣り合った天秤のように厳正
呼吸の仕方を忘れてしまいそうであっても
不意に竜巻の怪盗が訪れようとも
プラネタリウムは終わらない
ここで百年、待っていようとも
追憶はあいも変わらず ....