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海にしずむ夕日が見たいと
思いつくままの終着
さびれた干潟の防波堤に
ぶら下がった
 足と あし

 秋の薄い日なたに
 両手をついたコンクリートは温む

(私のつま先は冷たく)
 ....
髪の毛の抜ける軽さで舞いあがったビニール袋が
ハの字に並んだ社宅のあいだを海溝にして見えなくなる
 溶断した五線譜に置く
 冷えた喧騒のフェルマータ
胸底のゲル状濁点や句点硝子の乱濁流を ....
石村さんの吉兆夢さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
象潟で- 吉兆夢自由詩418-9-21
影をひく、日向にぬかる- 吉兆夢自由詩418-9-17

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